2012/05/23

ロードスターをアルファロメオブランドで発売

Category: ニュース, — Annexia @ 20:00

「マツダ、フィアットとのスポーツ車提携を発表」

 いやー、ビックリしましたね.マツダがフィアットと組むというだけでも驚きなのに、その話の中心なのが、ロードスターをアルファロメオのブランド名で出すっていうんだから驚きもひとしおです.

 4期連続で赤字のマツダと、ヨーロッパの債務危機で売れ行きが悪化しているフィアットという2社が組むというのは弱者連合っぽいイメージでもあったりするんですが、多少は相互補完関係になるんでしょうか?
 記事によると、マツダ車をフィアットで売るという話がメインで、エンジン技術とかにも協力関係を広げる可能性もありうる、とのことだそうです.

 ところで、イタリア車メーカーと日本車メーカーとの連携というと、日産とアルファロメオが提携して作った「アルナ」という車が30年くらい前にありました.
 日産の技術とアルファのデザインが組み合わされればよかったのでしょうけど、残念ながら日産のデザイン(当時の日本車は垢抜けなくて野暮ったかった)とアルファの技術(今以上にグダグダ)というマイナスポイントが組み合わされた失敗作でした.
 この二の舞にならなければよいのですが.

2012/05/22

珈琲煎餅

Category: 食べ物 — Annexia @ 20:00

 先日の旅行で八戸で買ってきた、珈琲煎餅をいただきました.

Apple iPhone 4S + Hipstamatic

 食べるにあたって気になったのは「なにとあわせるか」ということ.
 ふつうの煎餅であればお茶とかでよいのですが、いかんせん相手は珈琲味.お茶では合わないでしょう.かといってコーヒーもどうなのかと.紅茶のシフォンケーキや抹茶味のお菓子なんかも似たような問題を抱えているといえます.まあ問題っていうほどではありませんが.

 Twitterでご意見を募ったところ、「牛乳」で見解が一致したので試してみたところ、イイ感じでした.ビスコッティのように浸したら旨くなるんじゃないかと試してみましたが、吸水性はあんまりないようです.せんべい汁のように煮込まないとダメなのかもしれません.ホットミルクは好きじゃないんで試しませんけど.

2012/05/20

ロードスターと工業地帯の夜景

Category: カメラ・写真,工業地帯, — Annexia @ 22:17

 そういえばロードスターの写真を工業地帯で撮ってないなと思い、久々に工業地帯に出かけて写真を撮ってきました.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2

 三脚を使って15秒くらい長時間露光をかけたものを、さらにApertureで修正.
 車を停めれて、工業地帯の夜景をバックに撮影ができるところってあんまり多くない、というより自分があんまり知らないだけかも.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2

 地面が明るく、またバックの工場に赤い光の軌跡がありますが、これは撮影中に他の車が通過したため.なかなか面白い効果が出てこれはいい、と思ってもっと撮ろうと思ったのですが、いかんせん土曜の深夜2時に通りかかる車も少なく、2枚撮影したところで断念.

2012/05/19

デコレーションパネル

Category: 物欲, — Annexia @ 22:28

 今回は非常に自己満足的というか、無駄遣いという言葉がふさわしいようなネタです.

 NCロードスターのダッシュボード部分には左右一杯にデコレーションパネルが貼られています.前期型であるNC1型ではピアノブラックだったのですが、自分が乗っているNC2型では艶消しのシルバーになりました.
 この艶消しシルバーがいかにもプラスティッキーな感じがしてイヤだったので、NC1型のピアノブラックに交換することにしました.

RICOH GR DIGITAL III

 これが交換前.

RICOH GR DIGITAL III

 こちらが交換後.ピアノブラックの光沢感が美しいです.難点は光の反射によって擦り傷が目立ちやすいことでしょうか.
 ちなみにディーラーのサービスマンにNC1からNC2になったときにここが変わった理由を尋ねたのですが、とくに理由はないのでは?との返答でした.

RICOH GR DIGITAL III

 そしてもう一つ.というより、こちらの方が先に交換を思い立ったのですが、エアコンのルーバーを交換しました.
 パネル上に4個の丸形エアコンルーバーがあります.このルーバー、左端と右端のルーバーは真ん中のボタンを押し込むと内部でフタが閉まって送風されない仕掛けになっているのに対し、中央の2つはそういう仕掛けがありません.見た目はそっくりで真ん中もボタンのような形状をしていますがダミーで押すことができません.
 なんかそういうのイヤだなーと思って左右と同じものに交換してもらいました.想像以上に部品価格が高くて躊躇しましたが、パネル交換と一緒にやれば工賃を抑えられるってことで思い切ってお願いすることに.
 これで助手席に誰もいないときは閉じておくことで風量を抑えることができます.

2012/05/16

宮古・浄土ヶ浜・三陸鉄道の旅(後編)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 20:00

 「宮古・浄土ヶ浜・三陸鉄道の旅(前編)」の続きです.
 10時前にホテルをチェックアウトしましたが、昼少し前の列車に乗ればよいので駅までの約4kmほどの道のりを歩くことにしました.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 宮古港周辺です.日曜だからか人影もまばらなのですが、仮設住宅やかつて家が建っていたであろうと思われる土台、「解体OK」とスプレーで書かれた建築物が津波の爪痕を物語っています.

 海抜の低い土地に住居を作るのをやめて、高台に住もうという動きが出ているのは知っていますが、実際に現地を見るとちょっと考えてしまいました.高台がそこそこ高さがあるんですよね.高さがあってこその高台なのですが、これを毎日上り下りするのは大変なことです.ましてや高齢化が進んでいたりするとさらに厳しいでしょう.必然的に車移動が前提となるのでしょうけど、いろいろと制約が出てきそうです.
 かといって、今までどおり海抜ゼロメートルのところに住むのも危険ですし、悩ましい問題だと感じました.

Apple iPhone 4S + Hipstamatic

 市街地に近いようなところでも、こんな状態のガソリンスタンドが残されていたりします.市役所や駅に近づくと再建が進んだりして街としての機能は回復してきているので、このガソリンスタンドはこのまま廃墟化してしまうのかもしれません.

Apple iPhone 4S

 前回も訪れた、山田線の橋脚に行ってみました.橋の残骸は宮古駅に放置されたままになっており、状況はまったく変わっていませんでした.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 かつては釜石まで伸びていた線路は橋脚の手前で寸断されていました.この線路が再び釜石まで届くようになったら、再訪したいです.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 宮古駅から三陸鉄道に乗って、久慈、そして八戸を目指します.
 三陸鉄道は宮古から久慈までの「北リアス線」と釜石から盛までの「南リアス線」の2本があります.南リアス線は全線運休中のままですが、北リアス線は一部代行バスの部分はあるものの復旧が進んできています.

 途中の小本から田野畑の間が不通のため、宮古から小本に向かい、そこで代行バスに乗り換えて田野畑に向かい、また乗り換えます.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 田野畑からはJR東日本八戸線から直接乗り入れている「リゾートうみねこ」に乗ります.

Nikon D700 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5

 3両編成で1両目と3両目はこんな感じで海を向いています.

Apple iPhone 4S

 ツアー客もいたためか、車内アナウンスで名所や震災時の状況などの説明をしてくれました.
 ここはがれきの集積所.中央に小さな箱状のものが集められていますが、冷蔵庫です.どの地域から集められたものかはわかりませんが、結構な量がありました.冷蔵庫の数、つまりこれだけの世帯が家を失うほどの被害を受けたわけです.

Apple iPhone 4S

 なにもない空き地に見えますが、かつてはここに松林が広がっており、車窓から海は見えなかったそうです.

Apple iPhone 4S

 自分の乗っていた車両が久慈から指定席になるというので、別の車両に移動しました.
 畳敷きに座布団という、なかなかまったりとした空間です.
 代行バスや、乗り継ぎの関係、そして走行速度がゆっくりとしているため宮古から八戸まで5時間近く掛かってしまいましたが、ゆったりとした時間を過ごすことができました.
 八戸からは新幹線で東京に.

 土日を利用した旅行でちょっと慌ただしかったですが、浄土ヶ浜の景色のよさ、地元の食材のおいしさ、そして三陸鉄道に乗ることができたのはよかったです.
 ボランティアとかだとちょっと尻込みしてしまいますが、こうして旅行で現地を訪れることでの支援はこれからも継続していきたいと思います.