2012/04/02
新型iPadの到着より先に注文を入れていた、「DODOcase」がようやく送られてきました.
DODOcaseはサンフランシスコで1つ1つ手作りされている、製本技術と竹細工技術を組み合わせて作られたケースです.宣伝文句によると、オバマ大統領も使っているのだとか.
初代iPadのときにも使っていたのですが、厚さやサイズの違いから使い回すことができないので、再び購入しました.
初代iPad用に自分が買った当時は、外側が黒で、内側が赤の1種類しかなかったのですが、いつの間にかバリエーションが続々と増えていて、色合いや模様によって値段もまちまちになっています.そんな中から自分が選んだのは「SPRING SUMMER」と称される、2012年の新色のものです.グラファイト系とオレンジ色を組み合わせたケースで、$79.95でした.
これにオプションでカメラホールをつけて$4.95、税金が$4.25、そして送料が$32.97、合計で$122.12でした.3月15日発注時のレート、1ドル約85.1円で1万円をちょっと上回る額になります.少し古いタイプのものであれば楽天あたりでも売られていますが、個人輸入とそれほど変わらない価格ですね.まあ、リスクを回避して国内業者から買うというのもアリでしょう.
ちなみに、DODOcaseはiPad2と新型iPadは同じケースが使えます.

RICOH GR DIGITAL III
FedExの梱包を解くと、こんな感じのスリーブに包まれてケースが登場します.

RICOH GR DIGITAL III
Webの画像よりもオレンジが濃いですね.Webのイメージがオレンジだとすると、実際の色合いはブラッディオレンジって感じです.

RICOH GR DIGITAL III
裏面には金色の箔押しでロゴが入っています.
ちなみに、オプションで背表紙や表紙部分に好きな文字を入れる、パーソナライズもできます.

RICOH GR DIGITAL III
開いたところにはDODOcaseのシンボルである、ドードー鳥のイラスト入りラベルが.

RICOH GR DIGITAL III
竹製のフレームの四隅にスポンジっぽい素材の柔軟性のあるクッション材が貼られており、これによりiPadを固定します.爪などで引っかける構造ではないので若干不安ではありますが、ひっくり返してもしっかりとホールドします.ただし、何回も付けたり外したりすると、耐久性が落ちそうな印象も受けました.
丸い穴はオプションのカメラホール.ケラレることなく、きちんと撮影可能です.

RICOH GR DIGITAL III
取り付けるとこんな感じ.フレームの精度はかなり高く、隙間のようなものはできません.

RICOH GR DIGITAL III
ボリュームボタンや、Dockコネクタなどにはきちんと切り欠きがあって、ケースを外すことなくアクセスすることができます.
そして、こんなオールドスタイルなケースなのに、しっかりとマグネットによりフタの開閉に連動してスリープがかかります.素晴らしいです.
使用するときには、フタを折り返すことで、横位置であれば適度な傾斜をつけることができます.使わないときはゴムバンドでフタを引っかけます.
欠点としては、ケース自体にそこそこの厚みがあるので、軽快さはスポイルされます.それから、経年劣化の面では若干の不安があります.初代iPad用に購入したDODOcaseは使用環境のせいか、フタ部分に若干の反りが出ました.
とはいえ、実用性重視では選ばないケースですし、雰囲気が気に入れば十分買う価値のあるケースなのではないでしょうか.どうでもよいことですが、匂いをかぐと、いかにも書籍っぽい独特の香りがします.そこもまた、お気に入りです.
2012/04/01
昨日は朝から静岡に向かい、親戚の家で過ごしてきました.
10時少し前に自宅を出たのですが、天気はよかったもののすでにその時点で風が強く、東名の東京インターを通過するあたりから少しずつ雨も降ってきました.西へ向かうにつれて天気がどんどん悪くなり、大井松田の分岐あたりでは大雨で視界も厳しい状態に.
静岡に着いたら雨もやむかなと淡い期待をしていたんですが、ダメでしたね.それどころか、車から降りようとして、ドアを開けただけで車内に水が入り込んでしまうような有様.
親戚の家で昼食をごちそうになり、しばらくまったりしたところで、親戚の子がロードスターに乗りたいというのでドライブに行くことに.
とはいえ、まだ雨が降っていたのでクローズのまま走行.しかし、途中でやんだのでオープンにしたら「おおっ」と歓声が!やっぱり屋根が開かないとねぇ.
山間部のほうに向かい、第二東名の橋脚下の道路を通って、アップダウンのある峠道を走ったのですが、これは自分も気持ちよかったです.Uターンして同じ道を走るほどに.しかも帰り道は前方にNCロードスターのRHTもいて、これもまた気分が盛り上がりました.日射しも出て、ちらほらと桜の咲いた道路を走るのは最高の季節が到来した感があります.
やっぱりアレですよ、こうやって走って気持ちのいい車を知らないと、車好きの子供はどんどん減ってしまうのでしょう.
再び家に戻って、先月末に産まれたばかりの赤ちゃんを撮影.
人物撮影って結婚式の撮影を頼まれたときくらいで撮り慣れてないのですが、被写体としてはいいですね.だっこしたり、あやしている様子をからめて撮ると、これほど絵になるものもないんじゃないかってくらいに.

Nikon D700 + CarlZeiss Makro-Planar ZF T* 50mm F2
ISO 200 F2 1/125秒(トリミング)
しかし、どこもかしこも柔らかいですね.当たり前のことなんですが、こんなに小さいのにしっかりと手足の指に爪とかあるんだなって.
夕飯までいただいてしまい、予定よりもゆっくりしてしまいましたが、帰りがけにセヴィルロウ倶樂部に立ち寄ってシャツを2枚作ってもらいました.
シャツを作ってもらうのは2度目なので、前回よりもある程度自分の方向性とかねらったものを出せるかなと思いきや、まだまだダメですね.迷いが生じてしまいます.
21時ころまでお邪魔して、23時過ぎに帰宅.日帰りは疲れますが、充実したいい一日でした.
2012/03/25
3月22日に放送されたNHKの震災報道検証番組「NHKと東日本大震災 より多くの命を守るために」を見ました.
NHKが東日本大震災をどのように伝えたか、問題点はなかったのか、今後はどのように報道すべきかということを当時の報道、そしてそれを聞いて行動した人たちの話を振り返りながら検証したものです.
テーマは大きく分けて
・大津波
・原発事故
・被災者支援
の3つ.
(more…)
2012/03/20
なんだか寒い日が続いていましたが、春分の日である今日はそこそこよい天気でした.
特に予定もなく、近所のそば屋で昼食を食い、そういえばコーヒー豆が切れそうだなということで駅前の喫茶店まで買いに行き、帰りに書店に立ち寄り、さらに和菓子店でお茶請けを買ってきました.

Apple iPhone 4S
書店で買ってきたのは、鈴木みそ氏の「3.11僕と日本が震えた日」.古くは「あんたっちゃぶる」など(→Jコミで読めます)、取材をベースにしたルポ漫画が多い筆者が、実際に自分が体験した東日本大震災にまつわる諸々の事柄をまとめたものです.
扱われている内容は6つ.
・家族(都市被災)
・出版(書籍流通)
・加速器(先端科学)
・経済(日本経済)
・放射能(食品汚染)
・日本(東北取材)
「出版」は漫画家として活躍している筆者としてはもっとも身近な分野であり、同時に電子書籍などに期待を寄せる自分としても興味深い内容でした.
「経済」もやや冷静な視点から感情論だけでは片付けられない現実的な問題を突きつけられた感があり、考えさせられました.
そして放射能、食品汚染の問題.ココに最大のページがさかれています(「放射能」、「加速器」の一部、そして「正しい放射線の計り方1,2」).
指摘されているのは、きちんとした知識を得ることの重要さ.知識がなく盲目的に恐れ、忌避することで逆に健康被害を引き起こすリスクもありうるということ(食べ物の偏りや、換気をしないなど).他にも500ベクレルという暫定基準値の理由などがきちんとわかりやすく説明されているなど、よくまとまっています.
オススメの1冊です.
2012/03/18
今年もF1シーズンがスタートしました.
昨年までは地上波デジタルと有料放送(生中継)で放送していましたが、今年からは地上波がなくなり、かわりにBS放送になり有料放送のダイジェスト版というスタイルに切り替わりました.
地上波放送は
・ムダなアナウンサーの絶叫
・感情に訴えるだけ、もしくは車自体をろくに知らないゲスト
という2点が致命的にダメでしたが、有料放送のダイジェスト版は余計なしゃべりのない、シンプルかつツボを押さえた解説になり、レース自体を純粋に楽しめるようになったのではないかと思います.
日本語テロップ挿入などの作業もカットされたおかげか、放送時間も以前に比べて早まるようで、それも嬉しいです.