2010/12/22
今日は直行で千葉方面に出かけ、夕方から用賀というスケジュールでした.
時間的には余裕だと思っていたのですが、千葉方面の仕事が思ったより時間がかかり、そして千葉→用賀の移動時間を甘く見ていたおかげで昼食の時間がありませんでした.
ありませんでした.なので昼メシ抜き、以上.というのはあまりにも酷な話なので、千葉からの帰りに乗り換えのために下車した新木場で立ち食いそば屋に寄りました.
「湾岸そば」という屋号は京葉線にふさわしいネーミングといえるかもしれません.調べてみると、京葉線の他の駅にもあるようです.Suicaが使えるところをみるとJR東日本の系列なのでしょうか.
メニューをざっと見て、目に入った鴨そばがおいしそうに見えたのでそれを選択.食券を自販機で買ってうどんを注文.
460円なので期待しちゃいけないだろうと思っていたのですが、鴨肉(合鴨だと思われますが)が4切れ乗っていました.しかもぺらんぺらんではなくて、そこそこ食べ応えのあるヤツが.鴨せいろのように鴨の出汁が効いたつゆはさすがに望めませんが、空腹も手伝っておいしくいただくことができました.
急いでいたのと、GR DIGITALは背中に背負ったリュックの中だったので撮影はせず.次回(っていつ?)は撮影したいところです.それまで鴨そば/うどんが残っているかはわかりませんが.
2010/12/20

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5D
迷いに迷ったD700用カメラバッグですが、無難な(?)ところでARTISAN&ARTISTのWCAM-3500を購入しました.購入は昨日のAF28-105mm F3.5-4.5Dに引き続きマップカメラ.17,800円でした.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5D
つやのある外観素材ですが、テントなどに使用されるターポリンです.光を遮り、防水などにも効力がある素材です.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5D
ターポリン素材だけでなく全体的に防水対策を考慮して設計されており、ジッパーも防水タイプが採用されています.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5D
外部ポケットの下部には水抜き用の穴が開けられています.そこまでヘビーな環境で使うかどうかはわかりませんが、ギミック的にこういうのは好きですね.

GR DIGITAL III
光沢ブラックの外装に真っ赤なインナーというのはちょっとしたエロを感じさせるものがありますねw
手持ちのACAM-1000もそうなのですが、ジッパーで開くタイプなので開口部に余裕がなくカメラの出し入れには少し難儀します.バッグ中央部にカメラを収納することで気休めとはいえ、多少はましになります.
実際に収納してみました.D700にCarlZeiss Distagon 25mm F2.8を装着、他にPlanar 50mm F1.4、フラッシュとしてSB-400、そしてiPadも入りました!ただし、DODOcaseに入れた状態では鞄の形が歪むのでもう少しiPadにフィットして保護性のあるケースかカバーを使った方がよさそうです.
レンズ付きのD700にレンズ2本、またはレンズ1本とフラッシュ、あとはポケットに小物類、そしてiPadということで必要な条件をきちんと満たした製品を買うことができました.末永くつきあっていきたいです.
2010/12/19

GR DIGITAL III
D700用にレンズを購入しました.今回購入したのはAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF).5年ほど前に生産終了したレンズなので中古品をマップカメラにて入手しました.お値段は19,800円.同時購入の保護フィルタが1,580円でした.
単焦点のレンズは何本も所有していますが、コレ一本で大半の撮影はこなせるというような、汎用レンズを持っていなかったので買ってみたというわけです.購入にあたっての候補レンズは、
・Nikon AF-S 24-120mm F3.5-5.6G VR
・Nikon AF-S 24-120mm F4G VR
・Nikon AF-S 28-300mm F3.5-5.6G VR
・Nikon AF-S 24-70mm F2.8G
・Nikon AF 24-85mm F2.8-4D
・Nikon AF-S 24-85mm F3.5-4.5G
・タムロン SP AF28-75mmF/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (A09)
標準レンズということもあって候補が多く、かなり悩みました.重視したポイントは
・歪曲が少ないこと
・マクロに強いこと
・極端な癖のないこと
といったところです.
この3つのなかで最大の難関となったのが歪曲です.最新のレンズであれば光学性能もデジタルの特性にあわせて最適化されてベストの選択のように見えますが、発売されたばかりのAF-S 24-120mm F4G VRもAF-S 28-300mm F3.5-5.6G VRもとにかく歪曲が酷いのです.おそらく、歪曲は現像時にデジタルで簡単に補正できるので補正の難しい他の収差対策を優先したのではないかと思われます.が、私は建物の写真などを撮ることが多いこともあって歪曲が非常に気になるのでとても購入する気にはなれませんでした.同様の理由でAF-S 24-120mm F3.5-5.6GとAF-S 24-85mm F3.5-4.5Gも却下です.
残るは24-85mm F2.8-4Dと24-70mm F2.8G、そしてタムロンの28-75mm F2.8.24-85mmはネットで他の方の撮られた写真を見たり感想を読んでも画質がイマイチという話が多かったのでパス.24-70mm F2.8は性能的に抜群ですがお値段と大きさと重量も抜群なので、使用頻度を考えたらそこまで投資はできないのでパス.タムロンのA09は非常に評判のよいレンズなのですが、サードパーティゆえの若干の不安と、今回購入した28-105mmのほうがマクロに優れていたのでこちらを購入したというわけです.できれば24mmからのレンズがほしかったのですが、仕方のないところですね.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 105mm F4.5 1/50秒 ISO360
店頭での試し撮りです.癖のない素直なボケですね.F値がそれほど明るいレンズではないのでボケに過剰の期待はできなさそうですが.
「良品」扱いのものを2つ出してもらい、シリアルの新しい方を選ぼうと思ったのですが、新しい方の前玉に指紋がべたっとくっついていたのが気になって、もう1本のほうを選びました.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 52mm F4.2 1/640秒 ISO200
歪曲は問題なしですね.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 32mm F3.5 1/500秒 ISO200
解放時には周辺減光が目立ちますね.周辺減光は私は嫌いではないのでとくに気にしません.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 32mm F8 1/125秒 ISO200
さすがにF8まで絞るとほとんど気にならなくなります.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 32mm F11 1/80秒 ISO200
F11まで絞っても四隅は若干のぼやけや色にじみが残ります.とはいえ拡大表示しないと気にならないレベルなので問題ありません.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 48mm F5.6 1/50秒 ISO1100
薄暗くなってきた頃に撮影したのでISO1100まで上がっています.とはいえ、D700はISO2500あたりまではほとんどノイズを気にならず、ISO6400まで上げても拡大表示しなければ見られるレベルなのでまだ余裕です.
1998-2005年製造のレンズですが色乗りはまずまずよい感じです.

Nikon D700 + AF28-105mm F3.5-4.5 105mm F4.5 1/50秒 ISO6400
マクロモードに切り替えて最短撮影距離で撮影.350ml缶がほぼいっぱいに写せるくらいまで寄ることができます.標準ズームレンズでここまでできれば十分ですね.マクロモードでない場合には最短撮影距離が50cmになってしまうのがやや残念ですが.
マクロモードについて.焦点距離50-105mmの位置にズームリングがあるときにスイッチを「MACRO」に切り替えると、最短22cmまで寄れるようになります.
要注意というか面倒なのは、マクロ域にピントリングがあるとマクロモードが解除できません(スイッチが動かない).マクロ撮影→電源オフとかするとマクロモード解除はできないし、レンズも途中までしか引っ込まないので少し面倒ですね.
2010/12/18
以前に書いたバッテリの件ですが、裏蓋がさらに出っ張るようになってしまい、そしてバッテリがふくらむことでトラックパッドのクリック領域を圧迫してしまい力をかけないとクリックできないような状態になってしまったので、アップルのサポートに電話をかけました.
状況を伝えたところ、バッテリがふくらむのは故障扱いではないので交換になるとのことでした.お値段は10,920円(税込).この値段は円ドル換算レートによってその都度変化するそうです.1週間以内にヤマト運輸が持ってくるので、その場で旧いふくらんだバッテリを渡して交換になります.
ちなみに店頭で購入すると14,800円(税込)です.店頭で購入した場合には手元に旧いバッテリが残りますが、ダメになったから交換するわけで残す意味はありませんし、リチウムイオンバッテリは処分にも困るしリサイクルすることで大切な資源にもなります.なので店頭での購入ではなく、サポートに電話をして交換することをオススメします.
ところで最近のMacBookはバッテリが交換できないようになっていますが(簡単にはアクセスできない仕掛けになっている)、そうした場合には今回のような在宅部品交換はできないと思われます.都市部に住んでいて近くにApple Storeがあればジーニアスバーで交換してもらうことは可能だと思われますが、それができない場合には修理扱いで送付しなくてはならないのでしょうか?
2010/12/16
先日、新宿のヨドバシカメラにいったところ、シャープとソニーの電子書籍デバイスが展示されていたのでちょっとずつ触ってみました.
■ シャープ GALAPAGOS MediaTablet 5.5
・動作はきびきびしているがiPadに比べると引っかかりを感じる
・ほんのり温かい本体
・液晶は綺麗
・5.5インチ液晶では拡大しないと雑誌は文字が読めない
・ダブルタップで拡大→ダブルタップでさらに拡大→ダブルタップで元のサイズに戻る
・指2本でのピンチイン/ピンチアウトに対応
・iPadをよく研究しているけど、劣化コピーという気がしなくもない
■ シャープ GALAPAGOS MediaTablet 10.8
・さきに5.5インチモデルを触ったせいか妙に大きく感じられる.「うすらでかい」と感じたほどに
・なんだか全体的に動作が緩慢.壊れているのかも?と思ったほど
・あまりにも反応が悪いのと違和感を感じる大きさに早々に試用を中止
■ SONY Reader Touch Edition / Pokect Edition
・5インチと6インチ、両者の差はそれほど感じない
・E-INKはやはり画面切替時が気になる
・文字サイズを最小にすると文字のかすれが気になる
・Webだのメールだのに色目を使わずに純粋に文庫本だけを読む人にはアリかも
・暗いところでは読めないのはちょっと困りものか
・on/offできるバックライトとお風呂で読めるように防水構造にしたらもっと売れるかも
・でもそういうこと以前の問題としてスタンドアローンで書籍が入手できないのはイマイチ、そしてWindowsにしか対応していないのもイマイチ
・「電子書籍としての機が熟した」そうだけど、以前のLIBRIeとの違いはあんまりないような
シャープの製品は、こうして量販店に展示してありながらその場での購入はできず、Webとか注文書で購入になるあたりが、及び腰というか、売る気がないというか、売る側も在庫を持つリスクを嫌うほどに売れる気がしない、のだろうなとかいう気がします.とりあえずエントリーしてみました的な感じでしょうか.
ソニーの製品はモノクロ16階調液晶ということもあって、読むことにひたすら特化した設計であるといえます.E-INKを使用して画面の切替時以外はバッテリを消費せず長時間使えるというのはこれはこれで割り切りがあってよいと思いました.
正直なところ、両者とも厳しいのではないかと思います.電子書籍はまだまだ始まったばかりのものなので、市場が育つまで持ちこたえることができるかどうかががんばりどころでしょう.
iPadはあれだけ電子書籍デバイスとして注目をあびましたが、実際のところは通信もビジネスも画像表示も動画もゲームもできる非常に多彩な製品なので電子書籍市場が育たないからといって消えるというようなことはないでしょう.これらの製品もiPadほどの柔軟性があればもう少し期待もできたと思うのですが、Appleに肩を並べるソフト/ハード両面の開発が行える日本の企業は残念ながらないでしょう.
電子書籍にしても他の機能にしてもiPadのライバルといえるのはこの両者ではなくてGALAXY Tabくらいでしょうか.