2010/12/30

2010年を振り返る-2 iOSアプリ編

Category: コンピュータ — Annexia @ 23:38

 2010年を振り返る、その2.iOSアプリについてです.

 今年はiPadのリリース、iPhone 4やiPod touchのRetina Display化などの変革があって多数の魅力的なアプリが登場しました.iPadはiOS4のリリースが遅れたこともあって、フォルダに収納することができなくて何枚ものメニュー画面を切り替えて使うほどに大量のアプリをインストールして使っていました.

 数あるアプリの中でも今年のベストはコレですね.

東京時層地図

 東京時層地図です.東京23区内+αのエリアを、
 ・文明開化期(明治9-19年)
 ・明治のおわり(明治39-42年)
 ・関東地震直前(大正5-10年)
 ・昭和戦前期(昭和3-11年)
 ・高度成長前夜(昭和30-35年)
 ・段彩陰影
 ・そして現在の地図と航空写真
 を切り替えて表示できるアプリです.

 実用性はまったくないアプリですが、古地図好きなどには夢のアプリです.個人的には電車やバスで移動しながら古地図を表示させて、タイムトリップ感を味わったりしています.
 iPhone4やiPadの高解像度ディスプレイに対応したり、エリアの拡大や時代レイヤーをもうちょっと増やしてほしいなど、今後にも期待です.



 次点はこれでしょうか.

元素図鑑

 元素図鑑です.これも社会人となった今では必要性のないアプリですね.
 すべての元素やそれを使った製品の写真、特性などの説明をまとめたアプリです.すべての写真は指先の操作でくるくると回転して見ることができます.オプションの3Dメガネを使うことで立体表示にすることもできるなど、いたれりつくせりです.学生の頃にこういうのがあったら楽しかっただろうなと思います.でも自分が苦手なのは無機化学ではなくて有機化学だったのですがw

 ほかにもFlipboardやReederなど、日常に欠かせないアプリもたくさんあります.
 今後に期待なのは電子書籍系でしょうか.流通取り次ぎや出版社、書店、広告代理店などが入り乱れて独自のストアを出してそれぞれ互換性のない電子書籍を販売していますが、本格的な普及のためにはストアの一本化が重要になってくるのではないでしょうか.

2010/12/29

静岡 ソレイユ

Category: 食べ物 — Annexia @ 23:24

静岡 ソレイユ

GR DIGITAL III

 静岡市鷹匠にあるソレイユに行ってきました.

鮮魚のカルパッチョ サラダ仕立て

GR DGITAL III

 ランチメニューはオードブル、メインディッシュ、デザート、食後の飲み物をメニューからそれぞれ選びます.
 オードブルは鮮魚のカルパッチョ サラダ仕立て.サラダの表面にうっすらとかかっている半透明のものは、ライスペーパーに見えたのですが食べてみてビックリ、どうやら魚をうすーくスライスしたもののようです(違うかな?).角切りにしたトマト、リンゴ、洋なしも入っています.

スペアリブのカシス煮込み

GR DIGITAL III

 メインディッシュはスペアリブのカシス煮込み.スペアリブといえば、おいしいけど骨から肉を外すのが大変な食べ物ですが、これもまたビックリ、しっかりと煮込まれていてナイフの先が触れた途端にほろほろと崩れ、骨だけがころんと外れるほど.カシスの甘みが味に深みを与えています.

コーヒーのパンプディング バニラアイス添え

GR DIGITAL III

 デザートはコーヒーのパンプディング.ビジュアルが見事です.コーヒー味のパンプディング、上にのせられたバニラアイス、どちらも美味です.

 鷹匠界隈はホントおいしい店が多くていいところです.

2010/12/28

2010年を振り返る-1 物欲編

 2010年もあと数日で終わりです.そこで1年を振り返って、1万円以上の買い物をリストアップしてみました.

 高額のものから順番です.
 ・ブリヂストン Playz PZ-X
 ・Apple iPad
 ・CarlZeiss Distagon 25mm F2.8
 ・HERZ ラックスリュック
 ・Bibury Court コート
 ・Joutsen ダウンジャケット
 ・Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
 ・CarlZeiss Planar 50mm F1.4
 ・innovator スーツケース
 ・RICOH GR DIGITAL III
 ・Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
 ・ARTISAN&ARTIST WCAM-3500
 ・ECOLA スロー
 ・AtomicFloyd HighDefJax

 2009年はD700という大物がありましたが、今年は10万円超えはタイヤだけですね.とはいえタイヤは必要に応じて購入したという側面が大きいですが.

 レンズは4本.多いと思うか少ないと思うかの判断はお任せしますw
 カメラ関係はGR DIGITAL III(IIを下取りしての買い換え)、カメラバッグWCAM-3500.全体的にひかえめですね.
 来年はレンズをどうしようか考えたいです.35mm F1.4とかあたりでしょうか.24mm F1.4も魅力的ですし、中古で程度のよい28mm F1.4を狙うのもアリかもしれません.

2010/12/26

GR DIGITAL IIIのJPEG画質

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 17:46

 GR DIGITAL IIIを購入してからずっとRAW(JPEG FINE同時記録)で撮影してきました.D40やD700を使ってきた経験上、撮影後の補正の幅を考えるとJPEGよりもRAWのほうが圧倒的に有利なのを体感していたからなのですが、GR DIGITAL IIIのJPEG画質はなかなか綺麗であり、ホワイトバランスも秀逸でRAWで撮ってあれこれいじるよりも適正な絵を出してくれるので、思い切ってJPEGのみで撮影することにしました.

GR DIGITAL III

GR DIGITAL III(露出とリサイズのみ)

 GR DIGITAL IIIのオートホワイトバランスは通常のAUTOのほかに、リコー自慢のミックス光源に強い「マルチパターンAUTOホワイトバランス」があります.このホワイトバランスが秀逸で、完璧にホワイトバランスを調整するのではなく絶妙にその場の雰囲気を残しつつも適正な画質に調整してくれます.

GR DIGITAL III

GR DIGITAL III(露出とリサイズのみ)

 JPEGなのでカメラ内である程度の画質調整をしておいたほうが好みの画質に仕上がります.RAWであとから行う作業を先に設定しておくイメージですね.
 GR DIGITAL IIIはコントラストやシャープネスだけでなく、「個別色指定」機能として「オレンジ」「グリーン」「スカイブルー」「レッド」「マゼンタ」の5色に対して色相と彩度を5段階で調整することができます.とはいえ、そこまで設定の自由度があるとどういじったらよいか逆に迷ってしまうので、自分はこちらを参照して画質設定を行いました.

GR DIGITAL III

GR DIGITAL III(露出とリサイズのみ)

 これはウォームな色調になっていますが、食べ物写真としてみたらOKな感じでしょう.

アサヒカメラ 2011年1月号 – 写真を撮る「眼」を科学する

Category: カメラ・写真,書籍 — Annexia @ 16:59

アサヒカメラ 2011年1月号

GR DIGITAL III

 アサヒカメラ2011年1月号を購入しました.お目当ては新春グラビアのAKB48・・・ではなくて付録の岩合光昭氏撮影による猫カレンダー.

 未だに特集記事に「デジタル」を冠してしまうあたりが、読者層の高さを感じさせます.その読者層の高さと関係のありそうで、なおかつ自分も興味のある記事が掲載されていました.「写真を撮る「眼」を科学する」という特集です.

 老眼とはどういう状態を指すのか、治療法はあるのか、加齢による水晶体の黄変による曇りなどについて、実際にその状態をシミュレーションした画像とともに紹介されているので、わかりやすい記事でした.
 また、カメラ自体のファインダ倍率や視度補正などにも触れられており、MF主体で撮影をする自分にとっても有用でした.
 特に興味深かったのは、フィルムの一眼レフに比べて最近のデジタル一眼レフのファインダが狭いのは、AF主体になったためピント確認よりも構図全体をすぐに見れる方が便利なこと、そしてファインダ内のパラメータ表示の情報量が増えたのでそうしたものもすぐに見れることを考慮してのこと、というところでした.自分はD40にはオリンパスのME-1を取り付け(要部品削り)、D700にはDK-17Mを取り付けていますが、MFで撮るには現在のファインダは不十分なのかもしれません.DK-17Mは少し出っ張るのがカメラ収納時などに邪魔だったりしますが、その出っ張った部分に眼の上部を押し当てて安定させることができるのはメリットです.また鼻の頭が液晶に当たらないのもよいので手放せません.