2021/12/26
FUJIFILM X100V
finalのワイヤレスイヤホンZE3000を購入しました.
購入のきっかけは、通勤時にShureのAonic TW2という耳掛け式のワイヤレスイヤホンアダプタを使用しているのですが、マスクとメガネとイヤホンアダプタで耳をフックとして使いすぎて痛みを感じるので、耳掛けではないイヤホンが欲しくなり、手持ちのものではなく、なんか新しいものを買ってみようかと思ったのが理由です.
それまでfinalの製品は買ったことがなく、ワイヤレス機器用サブブランドのagのTWS03Rを買ったことがあるくらいですが、finalブランドのイヤホンはコアなファンがいるらしいのと、ワイヤレス向けのサブブランドがあるのにわざわざfinalブランドでワイヤレスイヤホンを出してくるのが気になったのと、まだ出たばかりであるものの高い評価がなされているのが購入の決め手でした.
購入価格は15,800円(税込).ワイヤレスイヤホンでは付加価値的機能として搭載されていることの多い、ノイズキャンセリング、外部音取り込み、アプリによるイコライジング etc.といった機能はいっさいありません.音だけで勝負、といった感じの製品です.
FUJIFILM X100V
付属品はイヤホン本体にケース兼充電器、充電用USB-A to Cケーブル、イヤーチップ SS/S/M/L/LL.
FUJIFILM X100V
イヤホン単体での再生時間は7時間、ケース兼充電器を併用することで35時間使用可能.コンパクトなケースで重量もそれほどありませんがバッテリの持ちは長めです.
充電端子はUSB-Cです.最近はmicroUSBの製品は減ってきましたね.
FUJIFILM X100V
独特の形状をしたイヤホン本体.どことなくF-117やズムウォルト級戦艦を彷彿とさせるステルス機的なイメージを感じました.ケースとイヤホン本体にはカメラなどに塗装されているようなシボ状の塗装が施されており、finalのロゴも含め、なかなか格好いいのではないかと思っています.
形状に関しては果たしてきちんと耳に収まるのだろうか…… と装着するまで不安でしたが、すんなり収まる上に動いても外れる気配もありません.人によって個体差があるところなので誰にでもフィットするというわけではないとは思いますが、自分には合うようです.ちなみにサイズは出荷状態ではLサイズが装着されていますが、自分の場合はMまたはSサイズがフィットし、いまは耳の奥まで収まりやすいSサイズを使用しています.
肝心の音質について.レビューなどからそれなりに期待をしていましたが、それ以上でした.
音場感というか音の広がりがすごいのです.耳穴に対して音を出すイヤホンの特性上、頭の中で音が出ているように感じられるのが一般的ですが、なんていうかもっと左右の離れたところから音が出ているような錯覚を感じます.またこんな小さな筐体なのに絶妙な残響があってそれがまたいいのです.なるほどこれがfinalの音というものか、ファンがいるのも納得だなと感じました.
また細かな音の描写がすごく、いいイヤホンを語る上でよく出てくる「いままで聴こえなかった音が聴こえる」という表現がぴったりです.
音のシャープさという点では若干角が柔らかい感じがして、自分の手持ちのイヤホンと比べるとShure SE425のようなはっきりとした描写まではされていない感じです.
音域ごとの特徴でいうと、低音はやや強めなものの他を邪魔するほどではなく、中高音の美しさはかなりのもので、細かな描写をしつつも音楽を楽しく聴かせる傾向の強いイヤホンだと感じました.
音質以外で気になったのは操作系がタッチセンサーなのですが、一時的にポケットにしまった時に反応してしまうなど、仕様上仕方がないのですが意図しない動作をしてしまいがちです.好みが分かれるところではありますが、ハードウェアスイッチのほうが個人的には好みですね.
まとめると、曲のジャンルを問わずおすすめできるイヤホンです.ワイヤレスというのを忘れるような音質のよさ、とくに音の広がりという点では他にちょっとないタイプのイヤホンなのではないかと思われます.
2021/12/05
FUJIFILM X100V
自転車通勤をするにあたって以前にヘルメットを購入したのですが、在庫のある、すぐに手に入るものの中から購入したこともあって、あまり気に入っていませんでした.なので、新たに買い直すことにしました.
購入したのはbernのMACON VISOR 2.0です.
bernはアメリカのメーカーで、BMXやスケートボード、スノーボードなどのエクストリームスポーツ系のヘルメットとして有名なところです.また、欧米系人種とアジア系人種では頭の形状が異なる(アジア系の方が上から見て丸い)ため、海外メーカーの製品だと形状が合わないことが多いそうですが、bernは日本市場向け商品として「JAPAN FIT」を銘打った製品を出しているので、それを購入しました.
色はマットサンドで艶消しのベージュがかったグレーといった感じで落ち着いた色合いです.形状も自転車用ヘルメット特有の派手派手しさもなく、かといって単純な丸型でもないのが気に入っています.
FUJIFILM X100V
自分の頭周りのサイズは57cmなので、57-59cmのLサイズを購入しましたが、ほぼぴったりでした.若干の余裕を持たせたい場合やキャップをかぶってヘルメットを装着したい場合にはその上のXLを購入したほうがいいかもしれません.
インナーは取り外し不可なので汗ばんだ場合にはこのまま洗うなり、消臭スプレーなりでケアする感じでしょうか.
FUJIFILM X100V
後部に2ヶ所謎のネジ穴があって、これはなにに使うものかと調べていたら、どうやらオプションのライトが取り付けられるとのことなので取り寄せしてみることにしました.ただ、需要が少ないのか自分が通販で購入したところも在庫処分で半額になっており、あとで見たら在庫なしになっていました.
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V
自分が購入したのはUSB充電可能なもの.フル充電で点滅だと24時間、常時点灯で5時間半、ゆっくりと明るさが変化するパターンで6時間半の使用が可能です.12ルーメンなのでそれほどの明るさではないのですが、点滅はかなり目障りな感じで、しかもヘルメットにつけることもあって位置が高いのでゆっくり明るさが変化するパターンで使うことにしました.
FUJIFILM X100V
取り付けたところ.湾曲した部分に取り付ける関係もあってか、ちょっと後ろに出っ張りますね.
FUJIFILM X100V
側面からだとこんな感じ.
BROMPTONのテールライトが比較的低い位置についているので、後方からの視認性を高めるためにヘルメットにもライトをつけたいと思っていたこともあって、安く純正品のライトをつけられたのはよかったです.
2021/12/04
BROMPTONで通勤しているときに、渋谷を通過するので大きなアップダウンがあるのですが、上り坂で右足で踏み込んだときに異音がするのに気づきました.
自分が疑ったのはBBなのですが、自転車店に相談したところ右ペダルが怪しいとのこと.なんでもBROMPTONの右ペダルはあんまり出来がよろしくないらしく、回転部分がプラスティック製で耐久性も低いそうで.素人目線では折り畳み機構のついた左ペダルのほうが多機能なぶん弱そうなイメージがあったのですが、左ペダルは優秀なのだとか.
なので、BBと右ペダルを交換してもらうことにしました.
FUJIFILM X100V
交換前のBB.自転車の中でも重要なパーツなのですがここもプラスティック製で作りは甘いという評価です.
取り付け精度も高くないようで、サードパーティ製のBBに交換する際にはまずはタップ切り(ねじの溝を作り直す)ところから始める必要があります.この辺の作業はやはり時間がかかってしまうので、1週間ほど店に預けました.
Apple iPhoneSE2
今回交換したBB.TOKEN製のもので、幅はBROMPTONに合わせて店で別注した119mm.「ティラミック・ベアリング」と呼ばれる、セラミック製ベアリングにチタンコートを施した製品です.
クランクを社外のものに交換する場合にはBB幅も変わってくるとのことでしたが、メカ的な部分は「見た目ノーマル、でもチューンしてある」という路線で考えているので、ノーマルに合わせた製品でお願いしました.
FUJIFILM X100V
交換後のBB.多少抵抗感が減ったような気がしなくもないですが、あんまりわからないですね.
FUJIFILM X100V
こちらが交換した右ペダル.このペダルも、純正品ライクな製品を店が別注した製品だそうで反射板の有無くらいでしか純正品と見分けがつきません.でも三ヶ島製作所の製品で品質的にはかなり上がっているようです.
FUJIFILM X100V
自宅から多摩湖まで自転車で出かけてみたり、以前に異音の出た渋谷の坂を登ってもみましたが、音は出なくなりました.
BROMPTONを買うときに将来的にいじりたい主なメカパーツとしてBBとハブの2つを考えていました.
BBについては高性能なものに交換できましたので、ハブについても交換を…… と思って自転車店に相談したところ、ハブ交換済みの試乗車を用意してくれました.
乗ってみると軽快感はあるものの、漕いでいない時の「シャー」というラチェット音があまりにも大きすぎてしかも甲高い音なので、ちょっと見送ることに.BROMPTONは折りたたみの小径車にしてはサードパーティ製パーツが多く出ているほうですが、ハブはあまり選択肢がないそうで静かなハブは現状は望めないとのことでした.将来的に魅力的なパーツが出てくるまでは待ちでしょうか.
2021/11/10
映画『DUNE』を観に行ってきました.映画館に行くのは『TENET』以来なので、約1年ぶりです.1年ぶりではなく、半年前にガルパンの最終章第3話を観ているので半年ぶりですね.
作品自体は気になっていたものの、日本版の予告編を見たら宣伝の仕方のせいか思っていたものと違うような印象で観るのを先送りにしていました.
観たかたの評判は高いものの、観客数がそれほど多くないようで、長くは上映しなさそうという雰囲気がなんとなく伝わってきていました.数日前に映画館のサイトを見ると、すでにIMAX上映は1日1回になっており、予約もほとんど入っていない状況でしたので、観れるうちに観ておかねばということで出かけてきたというわけです.
原作の小説も、最初の映画化作品も観ていなく、ざっくりとしたあらすじしか知らない状況で観たのですが、映像のすごさとストーリー自体の面白さもあって引き込まれてしまいました.これは映画館の大画面、可能ならばIMAXで観るべき映画です.
映画の宣伝等では『DUNE』としか出ていませんが、オープニングで『DUNE Part1』となっているように、原作の途中までを映画化したものだそうです.
舞台は未来、そして『砂の惑星』というサブタイトルがついていることからもわかるように、地球の話ではありません.が、皇帝と貴族間の諍い、貴重な資源をめぐって原住民を植民地化、舞台は砂漠、というようなあたりはヨーロッパの貴族とアラブ等のアジア系民族、原油や香辛料の奪い合いという構図にも似ているような印象を受けました.
この先、ストーリー的には大きく変化していく雰囲気を感じるので、続編が映画化されるのを楽しみに待ちたいと思います.また原作も読んでみたいと思いました.
2021/11/03
1ヶ月に1回、歯医者でメンテナンスをしてもらっているのですが、先月半ばに診てもらったときに「右上の親知らずが虫歯になっていて、痛むようになってきたら神経を抜くか親知らず自体を抜いたほうがいいかもしれない」といわれました.
まあそうはいっても痛くなってから考えればいいや…… と思っていたところ、それから2週間ほどで違和感のようなものが出始め、そして徐々に痛みが.
自分はわりと痛みに対する耐性があるほうだと思っているのですが、とても耐えられるようなものではなく、食事がままならないどころか痛みでまともに思考すらできない状態になってしまい、歯医者に予約を入れて相談することにしました.
と、相談のつもりで出かけたのですが、抜くほうを選ぶと話したところ、ではさっそくこれから抜きましょうと、準備にかかられてしまいました.
親知らずを抜くのは大変だという話(脅し?)は聞いたことがあるので、え、そんなカジュアルに抜くもの?心の準備が…… と内心慌ててしまいましたが、歯医者を訪れてから30分もしないうちに抜歯完了していました.今回抜歯した親知らずがわりとふつうに生えていたので抜きやすかったというのもあるようです.
抜いた歯を見たところ、表面が真っ黒になっており、いかにも虫歯ですって雰囲気だったので、これでは痛むのは当然だよなと納得しました.
痛み止めや消毒をしてもらい、痛み止めの薬ももらって歯医者を出たのですが、しばらくするとやはり痛みが.奥のほうがじんわりと痛むので食事がしづらいのはもちろんですが、実は他の歯も虫歯になっていてそこが痛むのでは?と不安になってしまいました.
2日後に再度通院して経過を見てもらったところ、いい感じに治癒してきているとのことで一安心しましたが、2日程度では痛みがまだ引かず不安な気持ちは変わらず.5日後くらいになってようやく普通に食事ができるようになりました.
これを書いている時点で抜歯から10日ほど経過しているのですが、かつて親知らずがあったところを舌の先で触れると凹みがあるのがわかります.徐々に凹みがなくなってきているように感じられるのですが、それでも食事をするとその凹みに食べ物のかすが入ってしまったりするので注意が必要です.
まだ3本の親知らずが残っており、とくに右下の親知らずは真横を向いて生えているので、もし抜歯するようなことになれば一大事なのでそうならないよう、ケアを心がけていこうと思いました.