2010/09/12
「”ミラーレス一眼” 改名宣言!!」なる記事が今発売中の日本カメラに掲載されています.
パナソニックがマイクロフォーサーズの製品をリリースしたときに「一眼」を名乗ったときから取りざたされているこの名称問題、各社が「○×一眼」といろいろなネーミングで呼称しているので統一したらどうなのかという趣旨の記事のようです.
日本カメラのライター22人に訊ねたところ、「一眼」という言葉がつくネーミングを提案した人が9人、残りの13人はそれ以外の言葉を使った名称を提案していました.一眼という言葉を用いない名称を提案した方々の多くからは、そう呼ぶことへの抵抗感が示されていました.
個人的には、そもそも「一眼レフ」という言葉をバラして「一眼」という言葉だけを使うことに違和感を感じますね.一眼レフ、英語でいうとSingle Lens Refrexの略であるこの言葉はバラしては成り立たない言葉ですし.それに、レンズが1個だから一眼だというのであれば、世の大半のコンパクトデジカメはおろか、携帯電話ですら一眼になってしまいます.
それではなぜメーカーが「一眼」という言葉を使いたがるのかといえば、やはり一眼レフが「高画質」「高性能」というポジティブなイメージを持っているからでしょう.
メカニズム的にはレンズ交換できるコンパクトデジカメという位置づけが最も近いので、「レンズ交換式デジカメ」というあたりが個人的には妥当な線かなと思います.
今は一眼レフの威光を借りているこのたぐいのカメラですが、電子技術が発展していけばそのうち光学技術+機械技術(ペンタプリズム+ミラー)を上回り、主力技術になるのではないかと思います.そういう点では、一眼レフという名称が前時代的な扱いを受ける日がやってくるのかもしれません.今は沈黙を続けているキヤノンとニコンがどういう動きを見せるのかも、今後を占う上で重要なポイントになることでしょう.
ただ、どんなに電子技術が進んだところで光の早さを上回るのは不可能でしょうから、高速な物体を捉える上では電子ビューファインダーは光学ファインダを超えることはないでしょうし、棲み分けがなされるのかもしれません.
ちなみに海外ではどう呼ばれているかというと、同記事によると「EVIL=Electronic Viewfinder Interchangeable Lens」が主流とのことでした.直訳するとレンズ交換式電子ビューファインダーカメラ.意味的にはたしかにあっていますね.でも「EVIL」(邪悪)という略称はどうなのかとw
2010/09/11

Nikon D40 + Voigtlander ULTRON 40mm F2 + CLOSE-UP LENS
コーヒー豆が切れたので千歳船橋駅前のHORIGUCHIまで買いに行ってきました.
コーヒー豆は輸入食材店、生豆で量り売り&その場でローストしてくれる店、そしてこのHORIGUCHIのどれかで購入することが多いですが、このHORIGUCHIの「深ふかブレンド」がここしばらくのお気に入りです.
深煎りのコーヒーが好きなのですが、この深ふかブレンドを超える深煎りコーヒー豆には今のところ出会っていません.スターバックスのエクストラボールド系の豆も深煎りですが、あちらはどうも炭化しているような感じで苦味ばかりが強調されているので最近は敬遠しています.
コーヒー豆を見ると油分で艶が出ており、コーヒーミルで挽いてもスプーンで掻き出さないと落ちてこないほどです.
ネルドリップでお湯を注ぐと、煎ってから時間がたっていないせいか、泡がこんもりともりあがります.期待に胸が膨らみます.
お気に入りのカップに注いでいただきます.
味の深みと苦味のバランスが絶妙で素晴らしいです.それでいて不思議なことに後味にほのかな甘味が感じられます.下手な喫茶店で飲むよりおいしいといったら、いいすぎでしょうかw
2010/09/10

GR DIGITAL III
イヤホンを買いました.PHILIPSのSHE9700です.
実は同じものをすでに持っており、今回は色違いのブラックを購入しました.
このSHE9700(白いほうはSHE9701)、amazonの通販でアウトレット扱いのものが1,850円という格安品なのですが、とても音がいいのです.
安いイヤホンというと音のバランスが崩れているものが多くて、妙に高音がシャリシャリと耳障りだったり、こもった低音がボコボコと鳴ったりするようなものが多々あるのですが、これはバランスが絶妙.歯切れのよい低音と、伸びやかな高音が楽しめます.少しドンシャリ傾向がありますが、ロックなどを気持ちよく楽しむにはちょうどよい感じです.
PHILIPSのイヤホンは低価格でも定評のある製品が多いのですが、その中でもオススメできる逸品です.
ケーブル長は約60cmのu字型、延長ケーブルと小型のポーチ付きです.
2010/09/09
ペンタックス、6コマ/秒・手持ちHDR対応の「K-r」
ペンタックス、「K-r」「DA 35mm F2.4 AL」のオーダーカラー受注サービス
K-xに続いての多色展開です.そして今回はさらに色数の多いボディ12色×グリップ10色の120パターン、さらにさらに35mm f2.4レンズが12色.
K-xのときに指摘されたネガを確実に潰してきたうえにこの多色展開というのはなかなかに魅力的です.
同時に発表されたコンパクトデジカメも、
カワダの「ナノブロック」とのコラボレーションモデル「PENTAX Optio NB1000」新発売
世界にひとつだけのデザインが手軽に楽しめるコンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio RS1000」新発売
と、変化球な製品がリリースされました.
NB1000のほうはボディ前面にナノブロック(レゴみたいなものでしょうか)形状になっていて、自分で好きなようにブロックを追加して色合いとかを変えられるようになっています.自分の手に合わせてグリップを作ったり、レンズフードも思いのままという実用性もアリといえばアリですが、そういうことをまじめにするカメラではないような気もします.
RS1000のほうは、ボディ前面に透明なパネルが取り付けられていて、六角レンチでそれを外して好きなシートを挟んで見た目をカスタマイズできるようになっています.
コンデジは中身的には旧モデルとそれほど変わってないような気がします.K-rなどの一眼レフに力を入れた都合もあって、コンデジのほうは根本的なレベルでの開発は進んでいないのかもしれません.
2010/09/08
お仕事で東京に出張でやってきた静岡散歩さんと新宿&中野で中古カメラ屋巡りをした後に中野の陸蒸気で魚料理をいただきました.

GR DIGITAL III
ホタテです.バターを乗っけていただきます.肝も紐ももちろん貝柱もおいしいです.肝とかは複雑な滋養のある味わいで、こういうのをおいしく食べられるようになったということは自分の味覚も多少はオトナ舌になったなぁと思いました.

GR DIGITAL III
クロムツ、だと思います.自分で注文しておいて記憶が不確かですw
脂のこってりと乗った存在感のある味です.いちばん最後に出てきたのでちょっとヘビーでした.
中古カメラ屋巡りのシメにおいしい料理が食べられる中野はやっぱりステキです.