FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
先日の山形旅行の最中に、X-T1に貼ってあった液晶保護フィルムの隅が剥がれてゴミが入っていたので気づいたので新しい液晶保護フィルムを購入しました.
今まで使っていたのは、ビックカメラブランドのハクバ製のものでした.今回はケンコー製のものを選びましたが、ハクバのものより粘着力が強いです.
最近は保護ガラスなんてものも出ていますが、高価なのと厚さがあるのと、やはりガラスなので割れるリスクを考えると、従来のフィルムを貼り替えていくほうがよいような気がしますね.
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
会社でMacBookにエレコム製のU3H-A401Bを使用しているのですが、4ポートで時々足りなくなることがあるのと、電源供給タイプのものがほしいなと思って、AnkerのAnker USB 3.0 7-Port Aluminum Unibody Hub(長い名前だ)を購入しました.
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
ハブ本体はアルミ製のややざらっとした仕上がりでApple製品に近い風合いです.ACアダプタは超小型というわけでもないですが、許容できるコンパクトさです.
「Happy?」と書いてある紙は、反対側には上下逆さまに「Not Happy?」と書かれており、「Happy?」側から開くと、感想を拡散してとかAnkerのSNSアカウントが書かれており、「Not Happy?」側から開くとサポートの連絡先が書かれています(両方とも英語ですが).こうした表記の仕方はちょっとおもしろいです.
肝心の性能ですが、速度は計測していないので詳細のレポートはできませんが、問題なく使えています.ただ一点、エレコム製を使っていたときには問題なかったのですが、スリープでUSB接続のHDの電源がオフになるとマウント解除されてしまい「不正に切断された」旨のメッセージが表示されてしまいます.対処法としては「システム環境設定」-「省エネルギー」で「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」のチェックを外すことでメッセージが出なくなります.
RICOH GR
こちらの記事に感化されて、ソニーのiOS対応ICカードリーダ、PaSoRi RC-S390を購入しました.
RICOH GR
PaSoRiとiOS機をBluetoothで接続することで、ICカード内の情報にアクセスして残高や履歴の確認ができるようになります.対応しているのはSuica、Edy、nanaco、WAONの4種類.
RICOH GR
自分はiPhoneのケースにSuicaを入れているので、こうしてiPhoneをPaSoRiの上にのせてiOSアプリを起動することで履歴を確認できるので直感的に操作できます.

ソニー製の「パソリユーティリティ」ではSuicaは残高照会と履歴の確認のみでチャージはできません.チャージをするためにはJR東日本のSuicaアプリを使い、なおかつSuicaインターネットサービスに加入する必要があります.
が、Web上でSuicaインターネットサービスに加入しようとすると、Windows+Internet Explorerの環境のみしかサポートしない旨の表示が.様々なユーザ環境にもう少し対応していただきたいものです(仕方がないのでMac OS X上で稼働するVMware FusionでWindows 7を起動して登録作業を行いました).
山形旅行、つづきです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
ホテルにチェックインして荷物を置き、夕飯を食べに出かけました.
とはいえ、雪が降り続いている状況なのであんまり遠くには行きたくありません.でも山形に来たんだから地元の料理を食べてみたい…… なのでホテル近くの郷土料理店をWebで検索し、「山形田」に.
実は、店の立地が駅前の普通のビルの中にあったのでそれほど期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
だだちゃ豆.山形ならではの枝豆の一種です.見た目は普通の枝豆と変わらないように見えますが、独特の味わいがあります.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
芋煮.山形の郷土料理といえば、まっさきに出てくるものでしょう.地域によって入っているものや味付けが異なるそうですが、今回いただいたものは里芋や牛肉を醤油で味付けしたものでした.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
くるみ豆腐.だし汁に入っていますが、くるみ豆腐自体はデザートかと思えるほどに甘いです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
のどぐろの焼きもの.小ぶりですが、脂がのっていて濃厚な味わいです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
納豆の天ぷら.お品書きを見てもどういう形で出てくるか想像がつかなかったのですが、野菜のかき揚げに納豆を混ぜ込んだ状態で出てきました.だし汁につけていただくのですが、これがまた美味しくて.
納豆の量がそれほど多いわけではないのですが、納豆の存在感があります.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
山形牛の串焼き.昼にあれだけ牛肉を食べたくせに、ついまた注文.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
だし豆腐.「だし」も山形の郷土料理.ただしナスやキュウリのような夏野菜を刻んで作ることからもわかるようにもともとは夏の料理です.とはいえ、やはり山形に来たら冬であっても食べてみたいもの.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
シメに塩ホヤ茶漬け.塩漬けにされたとおぼしき、塩辛のような風合いのホヤがのっています.だし汁も美味しいし、もちろんお米も美味しいのですから、美味しいのはいうまでもありません.
どの料理も大満足でした.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
満腹になってすっかり満足して店を出ると、外はこんな光景に.奥に見える建物は山形駅なのですが、こんな状態で明日列車が走るのか不安になってきました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
翌日、朝6時半.雪はやんでおり、上空は雲もありません.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
7時過ぎの新庄行きの始発の新幹線に乗り込みます.新塗装の車両でした.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
山形始発の新庄行きという短距離の走行でしかも早朝の便ということもあって、グリーン車以外は全車自由席です.車内はガラガラでほとんど貸し切り状態.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
今回の旅行は「週末パス」を使っています.特急券を追加で購入する必要があるものの、北は宮城・山形あたりまで土日の2日間、乗り放題です.
なので、遠回りして帰宅します.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
上空は晴れているものの、遠くに見える山並みには雪雲がかかっています.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
やがてまた吹雪に.こんな天気でも何事もなく走行する山形新幹線には驚きです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
45分で新庄に.山形新幹線の終点です.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
山形新幹線の車止めの先には別の線路と列車が.
新幹線と在来線では線路幅が異なるので、線路がつながっていないのです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
余目行きの各駅停車に乗って、終点の余目を目指します.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
ホームでは雪かきをする人の姿が.
全くといっていいほど雪の降らない地域に生まれ育ち、1年に数える程度しか雪の降らない地域に住んでいる自分としては、雪の大変さを身にしみて感じたことはありません.が、こうして旅行に出ると雪の積もらない地域に住んでいて良かったと思わされます.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
新庄から余目までは陸羽西線を走ります.最上川の流れに沿って線路が敷かれており途中で最上川を渡るのですが、外は荒れ模様でぼんやりとしか見れませんでした.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
列車の接続待ちで新庄駅の出発が遅れたこともあって、余目駅では慌ただしい乗り換えとなりました.
ここからは特急「いなほ」で新潟を目指します.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
余目から新潟までは2時間.移動時間がそこそこあるのと、景色をゆっくり楽しみたいのと、料金がそれほど高くないのでグリーン車に乗りました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
一般的なグリーン車に比べてもさらにゆったりとして豪華です.座席は2列+1列で前席との間には間仕切りもあり、前席の人がシートを倒しても影響なしです.もっとも、このときは他の乗客は誰もいませんでしたが.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
日本海沿いを走るので、荒れる冬の日本海をじっくりと見ることができます.雪は降ったりやんだりでしたが、場所によっては雪が全くないところもありました.
新潟では少し駅ビルで買い物をして、新幹線で東京に.土日を使っての旅行だと、翌日が会社なのであんまり遅くに帰ると辛いですからね.

今回の移動です.後半は駆け足でしたが、ぐるっと一周回った感じのルートでした.
週末パスは使いでのある切符なので、またうまく使って旅行に出たいものです.
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
土日を利用して山形へ旅行に出かけてきました.
冬なので雪の影響が心配でしたが、東京駅を定時に出ることができました.
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
福島駅.ここで東北新幹線から分かれて山形新幹線に.
まだここまでは天気が良かったのですが……
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
山形新幹線に入ってしばらく進むと山間地に入り、途端に天候が悪化し始めました.車窓は雪景色となり、降雪も激しく、トンネルも多くて携帯電話の電波も入りません.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
東京駅を出て約2時間.米沢駅に到着しました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
ホームでは米沢牛がお出迎えです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
雪も降っていたのでタクシーに乗り込んで金剛閣へ.
タクシーの運転手さんに行き先を告げたら「ステーキですか?」と言われてしまいました.ええ、その通りでございます.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
前菜.フォアグラとイチジク、エスカルゴ、ブルーチーズ.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
米沢牛モモ肉のロースト、米沢伝統野菜のサラダ仕立て.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
米沢牛大トロの炙り寿司.
大トロという言葉に偽りなし.とろけるような脂身に圧倒されます.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
遠山カブのポタージュ.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
メイン.米沢牛サーロインステーキ.
フィレ、フィレとサーロインの盛り合わせも選べましたが、サーロインをミディアムレアで.
柔らかくて脂ののり具合も素晴らしく、一口目でおおっと声が出てしまうほど.これを食べに米沢まできたかいがあったというものです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
デザート.タルトタタンとバニラアイス.
コースで米沢牛を堪能しました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
予定していた列車まで時間的に余裕があったので歩いて駅まで.
距離にして1km程度ですが、慣れない雪道を歩くのに難儀しました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
米沢から山形へ.この路線は正式名称は「奥羽本線」なのですが、別名「山形新幹線」「山形線」と呼ばれており、同一路線をミニ新幹線車両と通常の車両が混在して走行します.なんだかとても不思議な感じです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
山形に15時前くらいに到着.今日の予定としては山形駅前のホテルに宿泊するためまだ時間に余裕があるため、ちょっと山寺まで出かけてみることにしました.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
駅のホームからの眺め.木々の上のほうに寺院が見えます.この天候であそこを目指すのは無謀な気もしますが、とりあえず行けるところまで行ってみることに.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
立石寺の入口.片側だけながらきちんと雪かきされていました.
山寺観光協会のWebには冬でも階段の除雪をしているので観光できますよと書かれていますが、人気はまばらです.自分たち以外には海外からの観光客とおぼしき方が数名いただけでした.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
階段を上って根本中堂へ.以前に9月に訪れたときには賑わっていましたが、ひっそりとして雪が降り積もっている様子は厳かな感じがします.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
山門で拝観料を支払って登ります.
写真のように階段は雪が踏み固められて凍結しています.しかも手すりがないところが多く、その手すりがある側が除雪されてなかったりとなかなかハードです.
RICOH GR
今回は雪国に行くということで靴に取り付ける滑り止め「コロバンド」を用意していました.これが効果を発揮して雪道でも安心して歩くことができたのですが、さすがに山寺のこの階段ではおそるおそる登り下りをしました.とくに下りはずるっと滑りそうで怖いです.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
拝観料を支払ったときに、16時半までに下山してほしい旨を伝えられたので16時になったら下るつもりでいたら、仁王門までしか到達できませんでした.とはいえ、ここから先はさらに階段が多く厳しくなるので、足下がこの状況では無理をしないほうがよいでしょう.
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF23mm F1.4 R
寒さはそれほどでもない(登っているうちに暑くなる)ものの、歩きづらいのには苦労しました.
とはいえ、岩からはつららが垂れ下がり、お堂にも雪が積もる姿などはこの時期でしか見られないものなので、これはこれできてよかったと感じました.
再び仙山線に乗って山形に戻ります.
つづきます.