コシナ、マイクロフォーサーズ用大口径レンズ「NOKTON 25mm F0.95」
じつは、近日中にFマウントのNOKTON 58mm F1.4を買おうと思っているので、ちょっと気になりました.
「夜」を意味するNoktから名前をとったレンズ(ニコンのNokt-Nikkor 58mm F1.2やライカのNoctilux 50mm F0.95も同様)にふさわしいF0.95という明るさ、そして17cmまで寄れるというのは素晴らしいです.
マイクロフォーサーズなので35mm換算で50mm、ボケ量も2倍なのでF1.9相当になるので、D700で50mm F1.4のレンズを使うほうがボケやすいですが、ボディ含めて軽量コンパクトなのは大きなメリットだと思います.
キヤノン、EOS初のバリアングル液晶モニター搭載機「EOS 60D」
キヤノンがさすがだなと思うのは、それぞれの製品のターゲット層が明確なことです.
キヤノンでは、上から順に1D, 1Ds, 5DmkII, 7D, 60D, Kiss X4と6機種のデジタル一眼レフがありますが、
・1D, 1Ds…プロ向け
・5DmkII, 7D…ハイアマチュア向け(5DmkIIは35mmフルサイズで解像度重視、7DはAPS-Cで速写性重視)
・60D…カメラが趣味、これからカメラを趣味にしていきたい層
・Kiss X4…ファミリー層
といった感じでターゲット層が分類されており、同時にそれぞれに見合った宣伝がきちんとされています.
今日発表の60Dについてはヘルプ機能の充実とボディ内RAW現像を備えているなど、PCには詳しくないけどちょっと上を目指してみたい、団塊世代などを狙っているように感じられました.
ニコンも同様にラインナップをそろえてはいますが、宣伝も含めてここまでターゲットがはっきりとしていないような気がします.このあたりは、さすがマーケティングを得意としているキヤノンらしいといえるのかもしれません.