2011/09/21
久しぶりに首都圏を台風が直撃しました.
午前中から雨が降り始めて、昼過ぎくらいから徐々に風もきつくなってきたので帰りが不安だなと思っていたら、帰宅時刻あたりがもっとも風雨が厳しいとの予報.上司に帰宅指示を出した方がよいのではないかと伝えたのですが、どうも乗り気ではありません.そうこうしているうちにどんどん雨風が強くなってきます.
ようやく15時過ぎに帰宅許可が出たのですが、その直後に小田急線が止まったとのニュースが.自分はバスに乗るつもりだったのですが、小田急線が止まっているということはバスに人が流れてくることを意味します.やはり、バス停には普段では見られないほどの列ができあがっていました.
定員いっぱいまで乗客を乗せたバスは、道路が混雑しているに加えて乗降に時間がかかることもあって、いつもの倍くらい時間がかかりました.まあ慌てても仕方がないやと思いながら外を眺めていると、木々がものすごい勢いで揺れており、しまいには雨風で外が見づらくなる始末でした.
ようやく自宅に着いたのですが、アパート前の道路になにかが倒れていました.見るとゴミ捨て場の屋根がはがれ落ちて道路にはみ出ています.一人で持ち上げようにも結構な重さがあり、動きません.なので大家さんに連絡を取り、人を出してもらって一緒にアパートの階段下のスペースに運びました.
心配であったロードスターはものがあたったような様子もなく無事でした.が、屋根付き駐車場に駐めているにもかかわらず幌も含めてずぶ濡れでした.
19時くらいには雨もやんで台風一過という感じになりましたが、まだまだ風が強い状態が続いています.
2011/09/19

RICOH GR DIGITAL III(トリミング)
ロードスターの走行距離が1,000kmになったので、1ヶ月/1,000km点検のためにディーラーに行ってきました.
とくに異常はなし.こちらでいくつかチェックしてほしい点を伝えましたが、そもそも重箱の隅レベルのものだったので、まあいずれ気になったら対処しましょうという感じに.
今までは慣らしということで3,000回転縛りでおとなしく走ってきましたが、今回の点検でエンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルと交換もしてもらったので徐々に回して高回転を楽しもうと思っています.
2011/09/18
「伊勢神宮とリニア・鉄道館(その1)」の続きです.

RICOH GR DIGITAL III
伊勢から名古屋に戻り、あおなみ線に乗って終点の金城ふ頭に向かいます.
駅が近づくと白くて平べったい形状の建物が見えてきました.でも、個人的にはそれよりもその先に見える鉄鋼系の工業地帯に目を奪われました.

入り口すぐ近くにはSL C62、新幹線300X試作機、リニアモーターカーMLX01-1という、過去・現在・未来をそれぞれ代表するかのような車両が展示されています.

メインホールに入ると、新幹線0系、100系、300系、300系量産試作が見えてきます.

後ろにはドクターイエローも展示されています.


在来線も展示されていますが、新幹線に比べて展示に力が入っていないようにも感じられました.JR東海の収益の多くは新幹線からのものなので、まあ仕方のないところかもしれませんが.


2階からの眺めです.




0系新幹線.どれも懐かしいものばかりです.
しかし、飲料水が出ないのは仕方がありませんが、背もたれを動かして向きを変える座席はワイヤーで固定されており、そもそも座らないようにと注意書きがされているのは興ざめです.
JR系の博物館というと大宮にあるJR東日本の鉄道博物館がありますが、それに比べるとJR東海のこれはいくらか落ちる印象を受けました.展示の方法も鉄道博物館は配置が工夫されてホームを模して雰囲気を盛り上げていますが、リニア・鉄道館は並べただけ.しかもほとんど全ての車両で着席不可.先頭車と食堂車と両方展示させたいという目的は理解できますが、1号車と8号車を連結するのもちょっとどうなのかと.
来場者は普段は乗客なのですから、座るという行為を拒否するのは体験の一部を削いでいるようなものでつまらなさの一因であるような気がします.


予定では閉館時刻までいるつもりだったのですが、展示物も見終えてしまったので早めに名古屋に戻り、矢場とんで味噌カツをいただきました.


さらに、伊勢で食べそびれた赤福氷を名古屋駅の高島屋でいただくことができました.これで思い残すことはありません.
天候に恵まれず、また慌ただしい行程でありましたが、充実したよい旅行でした.伊勢神宮は年に1回くらいのペースで訪れていますが、何度行ってもいいところだと思います.心が洗われます.リニア・鉄道館は期待していただけにちょっとがっかりでした.
金曜の夜から土曜にかけて、伊勢神宮と名古屋にあるJR東海の博物館「リニア・鉄道館」に行ってきました.
3連休なのにその前日の金曜から出発したのは、混雑を避けるためと予定を立て始めた時点で土曜の宿泊がかなり埋まっていたためです.当初は土曜の早朝に出て日帰りにする予定で計画していたのですが、伊勢神宮とリニア・鉄道館の両方を見るのはちょっと厳しそうということで変則的ながら1泊することにしました.
定時まで普通に働いて、その足で新幹線に乗って旅行に出かけるというのは初めてのことです.そのせいもあって、普段の旅行よりも(もちろん普段の通勤よりも)荷物が多く、今回は一眼レフは持参せずGR DIGITAL IIIのみで撮影しました.28mm単焦点なので不便な点もありますが、明るいレンズと豊富な撮影機能と使いやすさ、そして強力なマクロでほとんど困ることはありませんでした.

RICOH GR DIGITAL III
名古屋に着いてホテルで荷物を下ろしてから、なにはともあれ名古屋めしということで近所の風来坊に.手羽先の店ということで「世界の山ちゃん」とともに知られた存在ですが、風来坊はこれが初めてです.世界の山ちゃんは東京にも店舗があるので何度か行ったことがあります.
雑居ビルに店舗を構えている店らしく雑然とした雰囲気ですが、同行者いわく以前に行った店はもっとこぎれいでこんなんではなかったと.過剰に期待しすぎていたせいか、都内で食べた世界の山ちゃんのほうが自分はおいしく感じられました.

翌日は早めに起きて、近鉄名古屋駅7時50分発の鳥羽行き特急に乗りました.今までにも伊勢は何度か行ったことがありますが、JRや鳥羽までフェリー、車などで近鉄に乗るのはこれが初めてです.
土曜日の朝ということもあって、車内はそこそこの混雑ぶりでした.

遠くに四日市のコンビナートが見えます.遠目に見ても規模の大きさははっきりとわかるほどで、これは一度きちんと来訪せねばダメだなと思いました.

天気予報では70-80%程度の確率で雨とのことでした.名古屋は小雨がぱらついていましたが、四日市や津は比較的天気がよく、これは予報が外れたかなと思っていたら、徐々に崩れ始めて下車駅である五十鈴川駅に着く頃には土砂降りでした.

内宮の入り口である宇治橋に着いても雨は降ったりやんだりでした.

これだけ雨が降ったりしているにもかかわらず、不思議と五十鈴川の流れは澄んでいました.

鳥居に縛られている榊も紙垂がぐちゃっとなってしまっています.とはいえ、こうして雨に濡れた光景も悪くありません.なにより、観光客が少なめです.

正殿です.この石段から先は撮影禁止です.式年遷移が2年後ということもあり、隣では新たな正殿の建築が進んでいるようでした.
参拝の順番を待っているさなかに急に雨が強くなってきました.

すごい雨です.神殿で雨宿りというのもなんだか罰当たりな気もしますが、これだけの雨では致し方ないところでしょうか.
このあと「開運お守り」を購入したところ雨もやんだのですが、もしかしたら開運お守りの効果は雨がやんだことで使い切ってしまったのでしょうか・・・

伊勢詣でが済んだら訪れるのはここ、おかげ横丁.
目的は赤福本店で食べるかき氷「赤福氷」なのですが、なんと氷の扱いをしていません.もう9月も半ばを過ぎたので終わってしまったのかと思い、がっくりしました.

雨の後で蒸し暑く、喉も渇いたので「横丁サイダー」なるものをいただきました.優しい味わいとでもいうか、炭酸も弱めでもう一つ、こう、パンチがほしい感じでした.

赤福氷も食べられなかったし、早めに昼食にするかということで名物の伊勢うどんをいただきました.赤福氷が食べられなかったので、大盛りで.
コシのない極太の麺を下にたまった醤油タレで食べる伊勢うどんは、独特の存在感があります.伊勢の地でどういう経緯を経てこのような食べ物が生まれたのか、興味深い食べ物です.
と、食べ終えて再び内宮に向かって歩いていたところで、内宮のすぐ近くの赤福の支店で赤福氷が売られているのを見つけました.が、すでにもう赤福氷を食べる余裕は時間的にも腹具合的にもありません.泣く泣く諦めることにしました.

五十鈴川駅に戻り、再び近鉄特急に乗って名古屋に戻ります.
行きとは違う車両で、二階建て車両でした.見た目は旧そうな感じだったのですが、リニューアルしたのかあとから追加で製造したのか、綺麗で快適でした.GPSロガーでチェックしたところ110km/hくらいは出ており、同じ区間を走るJR東海が非電化で単線なのに比べると大きな違いを感じました.
その2に続きます.
2011/09/15
『シャープ、「GALAPAGOS」メディアタブレットを9月30日で販売終了』
昨年12月に発売開始されたシャープのガラパゴス・メディアタブレットですが、後継機も出ることなく1年もたたずに販売終了となることが発表されました.
昨年の記事では2011年の早い時期に100万台の出荷を目指すということになっていましたが、そもそも直販メインで店頭でのデモも限られたものであり、実際の販売台数は目標に遠く及ばなかったのではないでしょうか.
失敗の要因はいくつも考えられますが、製品自体がiPadの後追いであることに加えて製品に魅力がなかったのが最大の敗因であるように感じられます.それに加えて、まだ日本の電子書籍市場が未成熟だったのもあげられることでしょう.
ツタヤとの協業である、ガラパゴスの名を冠した電子書籍販売は継続され、アンドロイドOS系の製品にサービスされるようです.なので今回の発表は専用ハードからの撤退になるのですが、この状況でシャープがサービスを継続する理由というのは正直いってあんまりないような気もします.