2013/08/11

ももパフェ

Category: 食べ物 — Annexia @ 17:05

RICOH GR

 コーヒー豆を切らしたので駅前の堀口珈琲まで行き、旬のスイーツであるところのももパフェを頂いてきました.
 カットした桃、アイスクリーム、そして桃のシャーベットを砕いたものが入っています.コーンフレークやバナナのようなかさ上げアイテムが一切ないのがステキです.

RICOH GR

 ももパフェに合うコーヒーは?と尋ねたところ、ケニアをオススメされたので一緒に注文.
 苦みのきいた深めのローストが甘いパフェとよくあいます.

 店に入る前から天候が怪しくなってきていたのですが、食べている最中に激しい雷と豪雨が襲ってきました.
 東京アメッシュを見ると、しばらく待てば雨がやむことがわかったので、コーヒーをおかわりしてしばしの休憩.
 そして雨がやんだ頃合いを見計らって、自宅用のコーヒー豆を買って店を出ました.

 このお店はコーヒーがとにかく素晴らしくてそれが看板なうえに、食べ物もなにを食べても美味しいのが素晴らしいです.
 ごちそうさまでした.

2013/08/10

GR PERFECT GUIDE

Category: カメラ・写真,書籍 — Annexia @ 23:59

RICOH GR

 GRの解説本「GR PERFECT GUIDE」を購入しました.

 カメラの解説本は以前にもいくつか購入したことがありますが、内容はだいたい同じような感じでこの本も
・著名カメラマンの作例写真
・ボディ外観やメニュー、各種機能の説明
・シチュエーション別撮影ガイド
・開発者インタビュー
といった感じで構成されています.

 購入から2ヶ月半が経過した今となってはボディ外観やメニューの説明は必要ありませんが、それでもこの本を買ったのは、やはり自分の使っていないような使い方や細かな設定の見落としなど、有用な情報があるのではないかと思ったからです.とくにGRはコンパクトカメラとしては異例なほどに設定項目が多く、機能割り付けができるボタンがいくつもあるので他の人の使い方がかなり参考になるのです.

 シチュエーション別の撮影ガイドは、カメラマンの方々のカスタマイズに興味深いものがありました.
 GRからボディ左側面に「EFFECT」ボタンが新設されましたが、右手だけで機能を完結したいのでエフェクトをADJ.レバーに割り当てたり、フォーカスの切替を素早くするためにボタンに割り振るなど、なるほどと思うところが多いです.

 シチュエーション別撮影ガイドと並んで参考になったのが、開発者インタビュー.
 たとえば、4つあるAFモードのうち、AFの測距速度が速くてオススメなのはスポットAFであることや、画像設定のうち固定で用意されているスタンダードやビビッドはパラメータ上はいくつになっているか、ローパスレスになって発生しやすくなったモアレを設定で回避する方法など、開発者でないと知り得ない情報を入手することができました.

RICOH GR(ハイコントラスト白黒)

 また、特別付録のリコー制作による「GR STORY」がよかったです.開発者インタビューでは「やや暑苦しいかもしれませんけど」と申されているものの、リコーがGRに込めた想い、コンセプト、ポリシーが書かれており、手元にあるGRを作り出した人たちの情熱を感じるものとなっています.

 つい先日も、旧モデルであるGR DIGITAL IVにファームウェアアップデートがされて機能が追加されましたが、同様にGRもファームウェアアップデートで斬新な機能追加がされることを期待しています.

2013/08/03

Canon IXY 3

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 22:56

RICOH GR

 新しいデジカメを購入しました.キヤノンIXY 3です.
 性能的には、1/2.3インチ 1,680万画素(ただし有効画素数は1/3インチ 1,010万画素)裏面照射CMOS、屈折光学系28mm-336mm F3.4-5.6光学12倍ズーム、といういまどきのコンデジって感じの製品です.

 コンパクトデジカメとしてはDSC-RX1やらGRがあるというのに、なぜ今さらこのようなものを自問自答したくなるような機種ではありますが、
・スクエアなIXYのオリジナリティを感じるデザインが好み
・多層塗色された深みのある赤がイイ
という、機能とはさして関係のないところで欲しくなったというわけなのです.
 とはいえ、欲しいからといってぽんと買えるわけでもなく、昨年春に2万円台後半で発売されたのをじっと待っていて、そろそろ販売終了かなという(同時発売されたIXY 1はすでに販売終了)頃合いを見て購入したというわけです.ちなみに購入価格は9,980円で量販店のポイントが10%加算されるので約9,000円で購入したことになります.

RICOH GR

 赤いボディカラーが目を惹きますが、自分の乗っているロードスターの赤に近い色で気に入っています.
 IXY 3はこの赤の他に、青(これもかなり艶やかでいい色です)とシルバーがあります.

RICOH GR

RICOH GR

 2007年発売のIXY DIGITAL 10があったので比較してみました.
 サイズはほとんど同じです.横幅が1mmちょっとIXY 3のほうが広い程度です.クレジットカードとほぼ同じサイズで、2007年の製品と2012年の製品で変わらないということは、IXY的にはこれがひとつの基準となるサイズなのかもしれません.

RICOH GR

 ボディ上面.左から順に、再生ボタン、モードスイッチ、電源ボタン、シャッター/ズーム.
 再生ボタンを押せば電源オフ時でも再生モードして電源が入り、レンズが飛び出ずに撮影した画像を見ることができます.
 モードスイッチはある程度自由に設定ができる撮影モードと完全フルオートを切り替えるもの.完全フルオートだと露出もホワイトバランスもフォーカスもすべてカメラ任せで変更もできません.設定できるのはアスペクト比やフラッシュの自動発光、撮影サイズとかその程度です.もう一つのある程度設定ができるモードも、プログラムAE固定なので絞りをいじるとかそういう機能はなし.もっともこのサイズの撮像素子ですと絞りをいじっても得られる変化なんて微々たるものなので必要性はないでしょう.

RICOH GR

 ボディ裏面.ボタンは最小限ですね.デジカメの標準デザインともいえる、上下左右のカーソルボタンと中央のOKボタンというレイアウトが崩れており、OKボタン(FUNC./SETボタン)がカーソルの下に配置されています.できるだけ液晶を大きくしようとした結果、ボタンにしわ寄せがきた感じでしょうか.同時に発売されたIXY 1ではタッチパネルが採用されているためボタンは全廃されています.
 右下が斜めにカットされているのは手の当たりを和らげるため.スクエアデザインとはいえ、こういうところがきちんとしているのは好感が持てます.

RICOH GR

 ボディ底面.バッテリ蓋や三脚穴、microSDメモリカードのスロットなどがあります.
 個人的には、この底面にキヤノンのまじめさを感じます.バッテリ蓋ですが二重構造になっていて、ACアダプタをつないで使用するときのことを考慮した設計になっています.そして三脚穴はきちんと金属製.さらに、写真では見づらいですが日本製なのです.他社ではほとんどが中国や東南アジア製なのに、きちんと日本で作っているのは素晴らしいことです.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO200 1/1000秒

 実際に撮影した画像を.撮影はすべてフルオートで撮っています.
 広角端28mmで撮ったもの.裏面照射CMOSということもあって低ISO感度でもざらっとした画像にはなっていますが、モニタで拡大表示させなければそれほど気になるレベルでもないような気がします.

Canon IXY 3
336mm F5.6 ISO100 1/500秒

 望遠端336mmで撮影.他に撮った画像では画面端で色収差が出たりしましたが、ここまで撮れれば文句ないかと.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO1600 1/20秒

 夜景.ISO感度1600まで行くとノイズも乗りますし、それを誤魔化すためのNR処理も入ってぼんやりとした画像になってしまいます.

Canon IXY 3
88mm F5 ISO1600 1/20秒

 マクロ.小型撮像素子機らしく、マクロには強いです.レンズ前1cmまで寄れるのですが、ある程度ズームしてもマクロ機能が有効なのは便利です.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO250 1/30秒

 広角端でiPhoneの画面にいっぱいまで寄ったもの.斜めから撮ったのでレンズ先端がiPhoneにあたるくらいの近接距離です.Retinaディスプレイのドットが見えています.

Canon IXY 3
28mm F3.4 ISO800 1/25秒

 料理写真.ファインダ画像だとホワイトバランスが安定していないように感じたのですが、複数枚撮影しても撮影した画像はホワイトバランスは一定のレベルでした.光源によっても左右されそうですが、その場の雰囲気を残すというより白を白と表現するタイプのようです.

RICOH GR

 ケースはCRUMPLERThe GrubのMサイズ.Sサイズでも入らないこともないのですが出し入れするのにややキツめだったのでMサイズを選択.
 ストラップはABITAXアンカーストラップ.鞄の中から取り出しやすい形状とWebでは説明されていますが、撮影するときに人差し指と中指の間に挟んで使うと落とす心配もないので便利な逸品です.


 まとめます.
 数日ほど使ってみた印象では、
○ ボディの色合いがいい
○ コンパクトなのに28-336mmズームは便利
△ 画質はそれなり.必要十分レベル
× 持ちづらい
× Wi-Fiが非搭載.SDカードではなくmicroSDカードなのでEye-Fiなども使えない
 といったところでしょうか.

 普段使いしているデジカメはGRなのですが、意外なことにGRと棲み分けができるというか相互補完できる関係にあると気づきました.
 つまり、通常はGRを使い、ズームや10cmを切るマクロ領域の撮影はIXY 3を使う感じです.また、料理などのテーブルフォトでもGRだとある程度絞らないと料理全体にピントが合いませんが、IXY 3だと絞り開放で撮ってもほとんどパンフォーカス状態なのでピントが合います.
 最大の欠点というか惜しいのは、やはりWi-Fiの非搭載です.IXY 1はWi-Fiが搭載されていたので買うときに結構迷ったのですが、タッチパネルがイヤだったのとボディカラーが白と黒しかなかったので見送りました.通常のSDカードであればまだEye-Fiなどの選択肢があるのですが、microSDなのでどうにもなりません.最近のキヤノンの機種だとWi-Fi搭載機がそれなりに増えてきているので、後継機種が出たらWi-Fiも搭載されるのかもしれませんが、スクエアデザインの機種ってたまにしか出ないので当面は難しいかもしれません.

2013/08/02

世田谷ナンバーが導入決定へ

Category: 社会・政治・世情一般 — Annexia @ 23:59

「国交省、ご当地ナンバー(第2弾)の導入地域を決定」

 反対派の提訴が昨日あったばかりですが、ご当地ナンバーの導入発表がされて世田谷ナンバーも導入が決定になりました.

 導入推進派と反対派、双方の言い分をまとめると、
■推進派
・世田谷の知名度が向上し、世田谷ブランドを全国に向けて発信できる
・知名度の向上により、地域振興、産業活性化、観光振興につながる
・世田谷ナンバーをつけることで地域に対する愛着心を高め、世田谷区民としての誇りを高めることにつながる
■反対派
・住民の8割が賛成と答えているが、アンケートの4割が免許証を持っていなく7割が60歳以上と偏っている
・世田谷ナンバー導入により地域が特定されるなど個人情報漏洩につながる可能性がある
 というような感じになります.

 まあ、どっちの主張も強引というかこじつけ気味ですね.
 推進派の「世田谷の知名度が向上し」って、世田谷ってそもそもそんなに知名度低くないと思うのですよ.人口でいえば90万人近くいて東京23区ではトップですし.そして90万人近く住民がいるので地域振興自体が必要なのかどうかも疑問であって、かといって基本的にベッドタウンなのでたいした観光名所も産業も農業もないのでアピールするものもないわけで.
 反対派が主張している、アンケートが偏っているというのは問題ではありますね.免許証を持っていない人に聞かずに、実際に車を持っている人もしくはその家族くらいに聞いてもらいたいものではあります.世田谷区住民の免許証所持率は知りませんが、人口の7割が60歳以上ということはありえないので偏りがあるのは否めません.とはいえ、物事を決定するのになんでも行政が住民に伺いを立てればよいというものでもないと自分は考えるので、これが決定的なマイナス要素であるとも思えません.

 個人的な見解では、まあどうでもいいことかなと思います.
 ただし、品川か世田谷かどちらかを選べるのであれば品川を選びますね.ナンバープレートを見ればわかるのですが、地域名の欄って2文字を前提に作られているので3文字だと文字が詰まった上に縦長になってバランスが悪く見えるのです.身近なところでいうと、富士山ナンバーがそうで、見るたびにバランスの悪さを感じます.