Nikon D40+Voigtlander 20mm F3.5
Voigtlanderの20mmと40mmはどちらもCPU内蔵レンズなので、Ai連動機能のないD40でも絞り優先オートで撮影することができます.が、どうも露出がオーバーになりがちで安定しません.上の写真は絞り優先AEでマイナス3.0補正をかけてありますが、まだオーバー気味です.白飛びはできるだけ避けてどちらかといえばアンダー気味で撮りたいので、ちょっと辛いです.
非純正のレンズだからこんなものじゃないの?という見方もあるかもしれませんが、レンズとボディの間でやりとりされている情報で撮影に関わるものなんて絞り値と焦点距離、被写体までの距離ぐらいのものですから純正と非純正で違いが出るようなものでもないと思われます.
そもそもD700ではもうちょっと安定していたと思いますし、純正のAF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm F3.5-4.5を使っても大きく露出を外すことがあるのでレンズのせいではないでしょう.ちなみにこの露出の外しかたですが、分割測光でも中央部重点測光でも同じような傾向があります.
明暗差の激しい被写体などにはスポット測光とか使えばいいのに、という意見があるのはわかります.が、D40は測光方式を切り替えるダイヤルがないので毎回メニューから切り替えるのも面倒なのです.露出の安定性や測光モードの切替など、そうした部分での機能の充実を求めるのならば上位機種を買ってね、ということなのでしょうか.