2011/12/04
東北応援パスを利用して、今年最後の旅行に行ってきました.
6月の青森旅行に使ったのは「東日本パス」でした.これは1日新幹線を含めてJR東日本区間内乗り放題で1万円(指定席は2枚まで取得可能)というもので、今回の「東北応援パス」は土日2日間で各駅停車や快速が乗り放題で9,500円.1泊2日の旅行で計算すると特急券で10,500円以上使えば東日本パスのほうが得です.だいたいこういう切符を使うときは長距離乗るわけなので、今回のほうが割高ではあります.

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8
今年最後の旅行を締めるべくというわけでもないのですが、行きの列車を豪華にしてみました.「はやぶさ」しかもグリーン車です.とはいっても、グリーン車にしたのはクレジットカードのポイントを使ってのことなので、指定席特急券分の料金しか支払っていません.
さすがに快適でしたね.飲み物はサービスで出ますし、ゴミの回収なんかもしてくれます.「はやぶさ」は速度も素晴らしく、仙台-盛岡間は瞬間速度ではなくコンスタントに300km/h弱で走り続けていました.これは従来車両に比べて騒音が抑えられているので速度を出しても規制に引っかからないという側面もあるようです.

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盛岡駅に着くと、東北新幹線全線開業1周年記念ということで南部せんべいを配っていたのでいただきました.

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8
盛岡からは山田線で快速「リアス」に乗り換えて宮古に向かいます.
この段階ですでに天気がぐずついています.
約2時間かけて宮古に到着しましたが、観光できるという雰囲気どころではない暴風雨でした.ついた時刻が13時過ぎなので、とりあえず昼食をということで駅前の「蛇の目 本店」に向かいました.




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今年、何回も東北を旅行しているのは、自分なりの方法で支援をしていこうという気分のあらわれでもあります.震災の影響で客足の遠のいた観光地に行って、少しでも飲み食いをして、買い物をして支援をしたいと.
・・・という大義名分をいいことにいちばん豪勢な「磯定食」を注文したところ、とんでもないことになってしまいました.このボリュームは凄まじいです.どれも美味しいのがさらに辛いところで、残すなんてもったいなくてできません.

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当初の予定では浄土ヶ浜に向かうつもりだったのですが、天候も酷く、昼食にたっぷりと時間をかけてしまったこともあって時間がなくなり、帰りの列車時刻まで駅周辺を散策することにしました.
ほとんど嵐のような状態のなかを歩いて近くの川まで行って目にしたのは橋脚だけになったJR山田線の鉄橋でした.
さらに市街地のほうに向かっていくと、見覚えのあるところに出ました.右手に川の堤防、そして道路をはさんで駐車場のある場所.ここは津波が川を逆流して堤防から水があふれて車などを押し流したところです>YouTube.すでにがれきは片付けられていてないのですが、ひしゃげた柵や堤防の反対側にある1階をベニヤ板で覆った宮古市役所など、はっきりとここが津波の被害を受けた場所であることが伝わってきます.また、ここにはあのダイムラーから寄贈された支援メッセージ入りのトラックが置かれていました.
津波で大きな被害を受けたにもかかわらず、すごいスピードで復興を遂げつつあるパワーに津波に負けない強い意志を感じました.
再び山田線に乗って、盛岡に到着したのが18時.とりあえずホテルにチェックインしてから、夕飯を食べに街中に出かけました.

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岩手で有名な麺類といえば、わんこそば、冷麺、そしてじゃじゃ麺です.以前から一度は食べてみたかったじゃじゃ麺をいただきにホテル近くの店に出かけました.
もっちりとした平べったい麺に濃厚な肉味噌が乗った、独特の食べ物です.さらに独特なのは、少し残した状態で生卵を割り入れてスープを入れる「チータンタン」なるものをいただくこと.一粒で二度美味しい感じです.
(その2、平泉編につづきます)
2011/11/27
RX-8からNC2ロードスターに買い換えて、操作性で気になっていたのがワイパーです.
RX-8のはワイパーの動作間隔が調節できるものだったのですが、ロードスターのはできません.
ネット上でもそこが気になる人が多いらしく、以前からRX-8のワイパーレバーをポン付けすることで間欠ワイパーが使えるようになるという話が出ていました.納車時に交換してもらおうかなと思いつつも、不便に感じたら交換してもらおうかなと思って3ヶ月.久々に雨の中を運転してやっぱり必要だなと思ったのでディーラーで交換してもらいました.

RICOH GR DIGITAL III
交換前のワイパーレバー.

RICOH GR DIGITAL III
そしてこれが交換後のワイパーレバー.「INT」と書かれたダイヤルが追加され、動作間隔が調節できるようになりました.
レバーを交換するだけでなぜ機能が追加されるかというと、ワイパーレバーの付け根のところに制御基板がついていて、そこに間欠ワイパーの機能が付加されているからだそうです.
基板がついているということはつまりちょっとお値段もするわけで、部品代8,200円+作業工賃3,528円と1万円オーバーでした.しかしここは安全性にも関わるところなので、交換して正解かと思います.というより最初からこの程度は標準装備しておいてほしいところですね.
さて.今日でちょうどロードスター納車から3ヶ月になります.
あんまりブログのネタとして出てくることも多くないのですが、気に入っていないのかといえばそうではなく、むしろ非常に気に入っています.RX-8もイイ車だったけど、ロードスターはもっとイイ車だなと.
車重が軽くて軽快で、エンジンレスポンスもよくて、ミッションも(暖まってくると)気持ちよく入り、そしてなによりも屋根が開く爽快感.必要十分を是としている自分の考え方にはぴったり合う車ではないかと.
もちろん細かな不満点がないわけでもないのですが、どれも致命的ではなくパーツ交換などで解決できるレベルの話なので、時間をかけてネガをツブしていければと思ってます.
2011/11/26

RICOH GR DIGITAL III
amazon.co.jpに予約しておいたピタゴラ装置 DVDブック3が届いたのでさっそく見てみました.
いちおう説明すると、ピタゴラ装置とはNHK教育で放送されている「ピタゴラスイッチ」内で放送されているもので、ビー玉や本、紙コップなどの小物を使って動く仕掛けのことです.なんていうか、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なものを物理的に再現したものとでもいうか、ちょっと言葉で説明するのは難しいですね.
3作目となる今作には42本の新作が収められています.
ピタゴラスイッチは毎週録画して見ているので、ここでまとめられたものの大半はすでに目にしたことのあるものなのですが、とはいえ何回見ても「おおっ」と思ってしまうような仕掛けが多くて飽きません.特に今作では「どうぶつ装置」なる、リス、金魚、ハムスターをトリガーや動力としたものも収録されています.リスの動きが秀逸です.
2011/11/25
今日は半年に一度の健康診断です.
血圧は正常値ですが、体重とかメタボ測定についてはノーコメントとしておきましょうか.
ちょっと残念だったのは視力.今まで1.2前後をキープしていたのですが、左目が0.8、右目が1.2と少し落ちてしまいました.片目ずつ閉じて比べても視力に差を感じないのですが、数値として出てしまうと気をつけなくてはと思います.
iPadやiPhoneなどのデバイスを使うことでコンピュータに触れる時間が多くなっているのも理由として大きいと思われるので、その辺も少し考えた方がよいかもしれません.iPadについては以前に光沢フィルムを使っていて目の疲れが酷くて非光沢フィルムに貼り替えたら疲れが激減したことがあるので、MacBookやiPhoneについても非光沢フィルムを考えるべきでしょうか.
2011/11/23
ことの発端は、来月頭に予定している旅行の計画を立てていたときのことです.
毛越寺に行こうと思い、あそこの庭園は広大なので超広角レンズがいるなということからiPhoneでパノラマ写真を撮ろうと思ってネットで検索したら、このPhotosynthというアプリに行き着きました.
Microsoft製ですが、iOS用アプリです.無料です.英語版のみですが、それほど複雑ではないのでさして問題ないかと思われます.
とりあえずこんな写真ができます.

Apple iPhone 4S + Photosynth
歩道橋の上に立って、左から順番に撮影していったものです.

Apple iPhone 4S + Photosynth
もう1枚.手前のガードレールの歪みやズレから合成写真っぽさが出ています.
正面のビルの窓の形がいびつに見えるのは、そういうビルなので異常ではありません.

Apple iPhone 4S + Photosynth
上の写真のトリミング前のものです.周辺部の凸凹さから写真をつないでいるのがわかるかと思います.
このアプリのスゴいところは、パノラマ撮影がきわめて楽なことです.
1枚目の写真を撮ると画面上にその画像が残り、そこから上下左右好きな方向に一定距離パンするとポッと音がするのでパンをやめると自動的にシャッターが切れます.あとはコレの繰り返し.
一定方向へのパンで自動的にパノラマ写真を作る機能はコンデジでも搭載されている機種もありますが、このアプリの場合は好きな方向に移動できるのです.上の写真では左上から始まって、右端で下に降りて、左にパンしています.
ひとしきり撮影したところで「finish」ボタンを押せば自動的に合成処理され、QuickTime VRっぽい感じでぐりぐりと動かすことができます.それをカメラロールに保存すればこうやって取り出すことができるのです.ちなみに合成後の解像度は長辺が1500-2000ピクセルくらいになるようです.たくさん撮ったから解像度が上がるというわけでもなさそうです.またピントはパンフォーカス気味で全体的に甘めです.