2015/11/05

小布施

Category: 旅行・観光, — Annexia @ 23:32

 11月3日、文化の日.1ヶ月ほど前に四国・中国地方まで出かけてから遠出もしていないのでちょっと出かけようかと思い、長野県は小布施まで日帰りで出かけてきました.
 目的は温泉、そして栗.栗は旬を少し過ぎているのですが、それでも栗を使ったお菓子などを期待できそうです.
 都内から小布施までは関越自動車道と上信越道で約3時間ほど.しかしながらこの日は途中で事故渋滞があってさらに1時間ほど余計にかかってしまいました.

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 まずは以前から行ってみたかった、おぶせ温泉穴観音の湯に.隣町の中野市にあるぽんぽこの湯には何度か行っているのですが、こちらは初めて.
 驚いたのが湯の質.ぽんぽこの湯はそれほど癖のないお湯であるのに対して、こちらは硫黄臭が結構します.風呂上がりにシャワーを浴びてもあとで腕の匂いを嗅ぐとかすかに硫黄臭が残っているほど.
 昼どきに入ったこともあってか、祝日ながらそれほど混雑しておらず、露天風呂はほとんど貸切状態でした.やや高台にあることもあって、果樹園の広がる、いかにも長野らしい風景が広がっているのですが、お湯に浸かっていると柵が邪魔で見渡せないのがちょっと残念なところでした.

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 温泉を出たところで時間はすでに1時半くらいに.
 今回はあんまり下調べをせずに出かけたので、とりあえず市街地に行ってみるかと思ってナビに街中の駐車場を設定して出発.町営の駐車場が2つあるのですが、中心部に近いほうのは満車.なのでちょっと遠くにある駐車場に駐めて数分ほど歩いて街中に.

 驚いたのは菓子店の多さ.特産である栗を使った店舗がそこかしこにあります.そして自分も初めて知ったのですが、ここ小布施は葛飾北斎ゆかりの地だそうで、北斎の美術館もありました.入りはしませんでしたが.
 しばらく歩き回り、小布施堂で昼食をとることに.

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 昼食にはやや遅い時間でしたが、軽食を求めるかたも多いようで、店内はまだ少し混雑していました.
 待っている間に壁を見たら、黒と朱の漆塗りと思われる和風な物体が飾られていました.ぱっと見はなにかわからなかったのですが、これスノーボードですよね.さすが長野.

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 昼食のメニューはコースのみ.食後の抹茶と和菓子の有無のみ選べます.当然追加しました.

 まずは柿なます.細切りにした柿が重ねられ、下には薄切りの林檎、最下部にはペースト状のゴマが.柿に林檎という、小布施の作物は栗だけではないということを思わせる一品.
 なますというので酢でしめたものを想像したのですが、酢の存在はそれほど感じられませんでした.

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 野沢菜と牡蠣の葛仕立て.運ばれてきた時に腕の中を見て牡蠣にしてはモコっとしたものが入っていると思ったら、蕎麦がきですといわれました.海はないのでさすがに牡蠣は採れませんが、野沢菜や蕎麦がきはいかにも長野らしいです.

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 湯葉蒸し.湯葉の下には牛肉、大ぶりの銀杏、きのこ、ユリ根が.柔らかく、ホクホクとした具が美味しく、湯葉好きとしては満足な一品です.

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 忘れてはならない栗おこわ.
 おこわは食感があんまり好きではないので積極的には食べないのですが、これは美味しかった.絶妙な塩加減で栗の甘みが引き立ちます.

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 デザート.紅玉のワイン煮.写真では林檎の塊のようにも見えますが、薄切りにした林檎を丸く盛り付けてありました.
 ワインの風味はそれほど強くはないのですが、林檎に染み込んでいるようで食べ終える頃には少しアルコールを感じました.

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 抹茶と和菓子「初雪」.Webの説明によると、紅葉した葉の上に雪が積もっている情景に見立てたものだそうです.中には栗餡が.

 すっかり昼食に満足し、お会計を済ませてさらに併設の店舗で栗蒸し羊羹やら会社土産用の栗入りの一口羊羹を購入しました.

 店を出たらもう15時を回っていたので帰宅の途に.帰りも渋滞に巻き込まれて、帰宅したのは19時過ぎ.

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 夕飯には横川サービスエリアに立ち寄って購入した峠の釜飯を.

2015/10/28

RX-VISION

Category: — Annexia @ 23:18

「ロータリー復活の狼煙「Mazda RX-VISION」を展示したマツダ ブース」

 東京モーターショーのプレスデー初日、マツダから「RX-VISION」が発表されました.
 RXの二文字が示すように、エンジンは詳細は非公開ながらロータリーエンジンを搭載した、コンセプトカーです.

 東京モーターショーのような展示会に出展されるコンセプトカーといえば、あくまでショーモデルであって現実味の薄いデザインをしたモデルが多いですが、マツダはしばらく前から「デザイナの自己満足で終わるようなコンセプトカーは作らない」という方針を掲げており、このRX-VISIONもタイヤやシートなどにコンセプトカーらしさを感じるものの、荒唐無稽なイメージはそれほど感じられません.

 FRクーペならではのデザインにこだわったというデザインはNDロードスター同様、ロングノーズであり伸びやかなデザインをしています.一目見て気づいたのはリアのテールランプ.丸目4灯のランプやその形状はRX-7(FD3S)を思い起こさせます.たぶん仔細に見ていけば他にも過去のマツダの車のデザインを彷彿とさせる意匠が仕込まれていそうです.逆にちょっと残念に感じられたのはリアウィンドウ.サイドにまで回り込んだリアウィンドウがコスモスポーツからRX-8まで続く、ロータリースポーツモデルの特徴でしたが、今回はその意匠は受け継がれていません.

 朝の8:30から発表会が行われ、その模様はUSTREAMで中継されていたので通勤電車の中で見ましたが、マツダらしいといえる、走りにこだわったメッセージは今後に期待が持てるものでした.
 今すぐに製品化するという雰囲気ではありませんが、2017年がコスモスポーツ発売から50周年、そして2020年はマツダ創業100周年ということもあるので、その辺りを一つの目標として今後に詰めてくるのではないでしょうか.
 とても楽しみです.

2015/10/16

RX1R II

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 20:05

「ソニー、裏面照射4,240万画素「RX1R II」海外発表」

 日本ではまだですが、DSC-RX1の後継機、というか上位機である「RX1R II」ことDSC-RX1RM2が海外で発表されました.

 RX1との違いは以下のような感じです(カッコ内がRX1).
・画素数4,240万画素(2,430万画素)
・裏面照射型フルサイズCMOSセンサー(通常型CMOSセンサー)
・ローパスフィルタ効果可変機能を搭載(RX1はローパスフィルタ搭載、RX1Rは非搭載)
・ファストファイブリッドAF搭載、399点位相差AF(25点コントラストAF)
・236万ドット有機EL式EVF搭載(非搭載)
・フラッシュ非搭載(搭載)
・背面チルト液晶(固定式)
・Wi-Fi/NFC搭載(非搭載)
・コンティニュアスAF搭載(非搭載)

 レンズ自体はRX1同様にZeissのSonnar 35mm F2を使用し、鏡筒や軍艦部の操作性はほぼ同じです.
 RX1の発売から3年が経ち、その間にあった技術をアップデートして作られた、望みうる理想的な機能を詰め込んだカメラであるといえます.
 自分は以前にRX1を使用しており、現在はX100Tを使用しているのですが、買い換えた最大の理由はファインダの有無でした.RX1はオプション扱いで外付けの電子式(EVF)もしくは光学式(OVF)のファインダを取り付けるようになっていたのですが、電子式は見栄えがイマイチで電子接点の関係でサムレストとの併用ができず、光学式はパララックスがあるためフレーミングに難があり、ファインダを覗いて撮影したい自分としては非常にストレスでした.それが今回のRX1R IIではポップアップ式のEVFを搭載しており、待ち望んでいたアップデートです.
 その他にもスマートフォンとの連携を考えるとWi-Fiの搭載も必須といえる機能ですし(RX1のときはFlashAirなどのWi-Fi内蔵SDカードを使っていました)、位相差AF搭載によるAF性能の高速化も魅力的です(位相差AFを搭載したわりに30%しか高速化されていないのは、おそらくAFで重たいレンズを動かしていることによる物理的限界のような気がします).

 価格は3,500ユーロ(約47万円).RX1の約2倍です.同じセンサーを積むα7R IIが同じ価格帯なので、フルフレームの裏面照射型4,240万画素センサーが非常に高価なのだと思われます.個人的には4,000万画素オーバーの撮像素子はオーバースペックなので従来と同じ2,430万画素(これでも多いくらいですが)センサーを載せて他の部分をRX1R IIと同等のスペックで価格のこなれた製品があるといいなと思いましたが、昨今のソニーの販売戦略から推測するに、RX1/RX1Rを併売して上位モデルとして今回のRX1R IIを販売するでしょうから、そのような製品は出てこないことでしょう.

 「望みうる理想的な機能を詰め込んだカメラ」と上で書きましたが、買うかと問われれば「要検討」といったところでしょうか.
 価格面もさることながら、現在使用中のX100Tが画質や操作性、ファインダなどで非常に気に入っていることが大きいですね.とくに画質についてはRX1も素晴らしかったのですが、X100Tというか富士フイルムのカメラのJPEG画質は他の追随を許さぬクオリティなので、一度この画質を見たら他に乗り換えるのはためらってしまいます.
 あとは新規搭載されたEVFの画質も気になるところで、こればかりは実機をチェックしないと判断がつきませんし.

2015/10/14

とらやのラムレーズン羊羹

Category: 食べ物 — Annexia @ 21:30

 Twitterを見ていたら、とらやがパリ店開店35周年を記念して期間限定でラムレーズン羊羹を売り出しているという情報を入したので会社帰りにさっそく買ってきました.

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 サイズは小型羊羹のみのようです.5個入りを購入したら、きちんと包装されたものでした.
 それほど大きなパッケージではないのですが、手にするとさすが羊羹、ずしっときます.

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 小型羊羹とはいえ通常の製品は筆文字で製品名が記載されているのに、いかにもな手書きでしかもレーズンのイラストまで入ってポップな感じです.

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 パッケージ裏面にも「とらやパリ店35周年を記念しておつくりしました」の表記が.

 いくらとらやが作ったとはいえ、どうしてもキワモノのイメージがぬぐえなかったのですが、食べてみて驚きました.ラムレーズンと羊羹が違和感なく融合しています.言い方を変えると、和と洋が共存しているとでもいうか、これは美味しいです.

 10月末までの限定販売だそうですが、今回だけで終了するのではなく、何かの折に再販してほしいです.

2015/10/12

iPad mini 4

Category: コンピュータ,物欲 — Annexia @ 20:49

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FUJIFILM X100T

 iPad mini 2を購入してから約2年.iPad mini 4に機種変更しました.
 昨年発売されたiPad mini 3はiPad mini 2にTouch IDこと指紋認証がついただけのマイナーチェンジモデルだったので購入は見送りましたが、iPad mini 4はあらゆる面で性能がアップしているため見逃せませんでした.

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FUJIFILM X100T

 今までiPadのケースはすべてDODOcaseを使用してきましたが、3mmほど長辺の伸びたiPad mini 4に従来のケースは使用不可、なおかつ今のところiPad mini 4に対応したケースの発表もないようなので、今回はApple純正のシリコーンケースとスマートカバーを選択しました.
 シリコーン製のカバーというと、なんかぺたぺたとしていてホコリが付着してすぐ汚れるというイメージを持っていましたが、Apple純正のものはさすがにいいお値段するだけあってしっとりとしたゴムのような感触で、なおかつiPad本体と触れる部分は起毛処理されていて作りの良さを感じます.もちろん、マグネットによるスリープのON/OFFにも対応しており、Touch IDによる指紋認証と組み合わせて快適に使うことができます.

 iTunesにバックアップしていたiPad mini 2のデータを戻したのですが、どういうわけかシステムが不安定になってしまったためバックアップから戻すのは諦めてまっさらな状態から環境を作り直しました.作業自体はそれほど大変ではなく、いい機会なのでソフトの整理整頓もしたのですが、手間がかかる作業ではあるのであんまりやりたくはないですね.