2013/08/25

カメラストラップ3種

Category: カメラ・写真,物欲 — Annexia @ 23:00

RICOH GR

 今使っているストラップも気に入ってはいるんですが、もうちょっと違ったものを使ってみたいという思いや、気分転換も兼ねてストラップを3つ購入してみました.
 購入したのはいずれもユリシーズの製品です.

RICOH GR

 IXY 3用にミニモ.イタリア語で「最小の」という意味から名付けられた、ローズウッドを使った、木製フィンガーストラップです.
 IXY 3はスクエアな形状をしており、持ちやすさや使いやすさよりも見た目の美しさを優先したデジカメですが、この穴に人差し指を通すと、落とす心配もなく安心してカメラを構えることができます.
 エッジ部分はきちんと面取りされており、木製だからといって当たりがきついということもありません.ただ、自分の指には穴が大きすぎるので、バリエーションでもう少し小型のものがあればいいのにと思いました.

SONY DSC-RX1

 GR用にスプートニク.スプートニクというと旧ソ連の人工衛星を思い浮かべますが、ロシア語で「旅の道連れ」を意味するそうです.

Canon IXY 3

 最大の特徴は、このリング部分がサイズ可変なこと.手首に通したあとで引っ張るとリングが締まり、落とす心配がゼロになります.

RICOH GR

 RX1用にスリングショット
 「スリングショット」はいわゆる「パチンコ」(駅前にあるヤツではなく、ゴムで石などを飛ばすほう)の意味.革紐と肩当ての革がその形状に似ていることから命名されています.

 実は、以前にRX1で使っていたストラップもユリシーズ製の「クラシコ」(旧モデル)でした.革も柔らかくて当たりもよく、気に入っていたのですが、アジャスタのないシンプルなストラップが使いたくなったのと、クラシコを購入するときに非常に迷ったスリングショットを使ってみたいということから手を出してみました.

 たすき掛けをするので長さ120cmのLを選択.長さ120cmはクラシコで自分が使っているサイズそのものであり、ぴったりでした.
 ちょっと気になったのはストラップ取り付け部分の金属製リング.やや口径の大きなものが使われており、指にあたるのです.もう少し小口径のものに交換したいところですが、革を傷つけずに交換するのは難しそうです.

Canon IXY 3

 GR用のスプートニク、RX1用のスリングショット、いずれも色はチョコレートを選択.スプートニクは8色、スリングショットは5色のカラーバリエーションがあるのですが、ついついこの色を選んでしまいます.

2013/08/24

カメラマガジン2013年9月号

Category: カメラ・写真,書籍 — Annexia @ 21:55

RICOH GR(ブリーチバイパス)

 カメラマガジンが高級コンパクトカメラ特集をやっているので購入してきました.

 高級コンパクトカメラ.なにをもって「高級」とするのかはよくわかりませんが、とりあえずセンサーサイズでいうと1/1.7インチ以上の機種が掲載されていました.
 値段的には最も高いのはライカX VARIOの約34万円.キヤノン、ニコンあたりのセミプロ向けのフルフレーム一眼レフボディを買ってお釣りが来る金額ですね.カメラの性格や位置づけ、サイズ、レンズが交換できるか否かなど、まったく違う土俵の製品なので比べること自体に意味がないですが、なかなかいいお値段であることは確かです.

 「コンパクトデジタルカメラ」、略して「コンデジ」という表記について.
 以前はレンズの交換できないセンサーサイズの小さい「コンパクト」と、レンズが交換できてセンサーサイズの大きな「一眼レフ」という明確な二極分化ができていたのですが、技術の進歩によって「一眼レフ」の「レフ」を持たないマイクロフォーサーズに代表される製品が登場し、そしてコンパクトもAPS-Cやフルフレームといった大型のセンサーを積んだ機種が登場するなど、両者の境界は曖昧なものとなりつつあります.
 もはや、かつてのような「コンパクト」「一眼レフ」という名称での区別は無理であり、「レンズが交換できるか否か」という点でしか区別できないのが現状です.なので、「レンズ固定式デジカメ」「レンズ交換式デジカメ」といった呼び方が妥当なのかもしれません.フジヤカメラのWeb通販の商品区分もいつの間にかそういう区分けになっていました.


 それはさておき.
 個人的にはソニーDSC-RX1RリコーGRの記事が多かったのがよかったです.
 RX1とRX1Rの比較が出ていましたが、ローパスフィルタの有無による違いは確かにあるものの、「ただし、大伸ばしプリントでもしない限り、判別は難しい」との文章もあり、もはや高次元すぎて重箱の隅レベルなのかもしれません.

 それから、興味を惹いたのが「INSTANT LAB」.iPhoneで撮影した画像をポラロイドで「再撮影」する装置という、説明しても意味が伝わりづらい製品です.iPhoneで撮影した画像を紙で残すのであればプリンタで印刷すればいいだけのことではありますが、そこをあえてポラロイドでもう一度撮影して味わいのある画質にするというところがミソでしょうか.

2013/08/23

GRとGR DIGITAL IV

Category: カメラ・写真 — Annexia @ 21:00

 以前に書いたように、GRを発売日に購入し、そのときにGR DIGITAL IVを下取りに出しました.
 予約してまで発売日にGRが欲しかったのは、やはりAPS-Cサイズの大型センサーを積んでいることで画質に期待でき、なおかつ小型センサーでは望めないボケや絞り制御による絵作りをしたかったからです.

 DSC-RX1ほどではないにしてもコンパクトデジタルカメラとしてはかなり高額ともいえる製品なので、GRD4を下取りに出してGRを買うことは自分の中では決定事項でした.が、発売前にカメラマンや評論家などといった方々の書かれたレビューで「GRとGRD4は別物だから、買い換えせずに買い増ししたほうがよい」という言葉を見かけました.
 理由は大きく2つあって、
・APS-Cセンサー搭載により、最短撮影距離がGRD4のレンズ前1cmからGRのレンズ前10cmに低下した
・APS-Cセンサー搭載により、ボケ量が多くなったためパンフォーカス撮影では絞らなくてはならない
という、センサーサイズの大型化によるデメリットによるものでした.
 どちらも理解できますが、同じような形をした単焦点28mmのカメラを2台持ち歩くのは現実的にはナシだろうと判断して、結局当初の予定どおりGRD4は下取りに出しました.

 購入してから約3ヶ月.GRの画質の良さには満足していますが、マクロの寄れなさとテーブルフォトで料理全体をかっちりピントを合わせて撮りたいときなどにGRD4のことをちょっと思い出します.

RICOH GR DIGITAL IV
絞りF2.5 1/32秒 ISO192

 GR DIGITAL IV.半段絞って撮影.料理全体がくっきり.

RICOH GR
絞りF2.8 1/40秒 ISO400

 GR.絞り開放で撮影.手前の料理にしかピントがきていません.

RICOH GR
絞りF5.6 1/40秒 ISO1600

 GR.2段絞ってF5.6で撮影.奥のヨーグルトや小鉢はピント甘め.
 センサーサイズの大型化によってISO感度を上げても画質に余裕がありますが、もう1段絞ってISO3200までいくとさすがに画質に目立つ影響が出てきます.



 ボディカラーが気に入って値段が下がった頃合いを見計らって購入したIXY 3が、マクロやパンフォーカス的な撮影、ズームなどの面でGRを補完するパートナーとしての役割を果たしてはいますが、さすがにGRD4の画質には追いつけないのが残念なところではあります.
 かといって、さすがに買い直すまでには至りませんが.

2013/08/16

サーバ不具合

Category: コンピュータ,日記・雑記 — Annexia @ 21:00

 昨日は15時から明け方の3時くらいまで、このページが表示されなくなっていました.
 レンタルサーバ会社の説明によると、データベースサーバの不具合だったそうです.
 今は無事に復旧されており、とりあえずざっと見た限りでは不具合もなく正常に表示されているようです.

 しかし、お盆に壊れるというのも大変だったのではないかと思いますね.多くの会社は夏休みの期間ですし、もしかしたら技術担当のかたも通常よりも少なかったかもしれませんし.
 お疲れ様でした.

2013/08/13

岩合光昭 写真展『ねこ』

Category: カメラ・写真,社会・政治・世情一般 — Annexia @ 22:10

RICOH GR

 渋谷ヒカリエで8月1日から25日まで、岩合光昭氏の写真展『ねこ』が開催されているので見に行ってきました.

RICOH GR

 岩合光昭氏といえばNHK BSの「岩合光昭の世界ネコ歩き」などでも知られるように、ねこ写真家として有名なかたです.もちろんねこだけでなく動物写真も多く撮られているのですが、やはりねこがいちばん有名ですね.

 展示スペースもかなり広く、「あそぶ」「寝る」「親子」など、さまざまなテーマからたくさんのねこ写真が展示されていました.

 どの写真も素晴らしいのはいうまでもないことではあるのですが、被写体が素晴らしいだけに、その「絵に描いた餅」感が強いのです.つまり、一口で言うなれば「実際にもふもふしたいなぁ」ということなのです.きっと、ねこを飼われているかたであれば、この写真展を見て家に帰ったら、ねこのいる生活の素晴らしさを改めて実感できるのではないかと思います.

 なお、8月10日から10月20日まで、恵比寿の東京都写真美術館では同じく岩合光昭氏による「ネコライオン」なる写真展が開催されています.こちらも行ってみたいものです.