今年1年を振り返る、恒例の記事.
音楽や映画などについて.
■音楽
昨年も同様のことを書きましたが、年々新しいものを聴かなくなり、これでいいのだろうかという気にはなっています.
映画のところでも触れますが、映画のサントラで「シェイプ・オブ・ウォーター」と「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラはよかったですね.
■映画
今年観に行った映画は、
『キングスマン ゴールデン・サークル』
『15時17分、パリ行き』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
『パシフィック・リム:アップライジング』
『レディ・プレイヤー1』
製作50周年記念『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映
IMAX版 2001年宇宙の旅
『ボヘミアン・ラプソディ』
どれが一番よかった、と順番をつけるのが難しいほど気に入った映画がいくつもありました.
『シェイプ・オブ・ウォーター』は1950年代、ミッドセンチュリーの情景が素晴らしいのと、異種な生物との言葉を用いない(必要性を感じさせない)コミュニケーションという設定が他の映画にはない、奥深さを感じさせられました.また、映画中で流れる音楽も1950年代の世界観を感じさせつつ、さらにたゆたう水の気だるい雰囲気も感じる曲調が気に入っています.
『レディ・プレイヤー1』は、近未来という時代設定なのですが、世界観を形成するキーとなる登場人物が自分と同年代ということもあり、山ほど登場するキャラクタやゲームなどに思い入れを感じさせられる部分がそこかしこにありました.
『ボヘミアン・ラプソディ』は11月上旬から公開されましたが、年を越しても上映が続くほどに人気が続いていますし、それだけの価値のある映画だと思います.いくつもの面でマイノリティな存在であるフレディの内面をしっかりと描いているわけなのですが、こういう映画が作れるようになったのは良きにせよ悪きにせよ、今のご時世を象徴している部分があるのではないかと思います.
そして、『2001年宇宙の旅』.公開自体は1968年、つまり50年前の映画なのですが、それを記念して70mmフィルムでの特別上映が開催され、映画館でもIMAXでの上映がされるなど、50年を過ぎてもこれだけ高い評価をされる映画はとても稀有な存在であると思います.