2019/10/20

セイコー アルピニスト SARB017

Category: 物欲 — Annexia @ 15:42

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FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R Macro

 腕時計を1本購入しました.セイコーのアルピニストSARB017です.
 「by Seiko watch design」「セイコー史上、最も謎めく緑の時計。」というコンテンツを読んで気になっていた製品です.
 5月にプレザージュSARX041を購入するときにも迷っていた1本なのですが、2018年にはカタログ落ちしており、5月の段階では在庫もなかったこともあって、そのときは同じくカタログ落ちして在庫も尽きかけていたSARX041を購入しました.
 その後、どういうわけかAmazonで在庫が何度か復活するようになったのですが、どのみち新品在庫が入荷しなくなるのは時間の問題だろうということで購入に踏み切ったという次第です.購入価格は4万円.国産の機械式時計ということを考えると自分には安価に感じられます.

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FUJIFILM X70

 SARB065との比較.文字盤が小さく、デザインも相まってクラシカルに見えます.

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FUJIFILM X70

 初期状態のバンドは焦げ茶色のクロコダイル型押しのカーフ.硬くて腕のカーブにフィットしないなど、あまり評判のよくないバンドで、個人的にもクロコダイルの型押しがやや安っぽく感じられたこともあって交換することにしました.なのでこのベルトは1回も使っていません.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R Macro

 少し明るめの、型押しのないカーフのベルトに交換しました.
 また、尾錠は一般的な穴通しするタイプのものでベルトが傷みやすいので、ベルト幅の狭いバンドを使っている都合で余らせていたSARB065のDバックルを流用しています.
 グリーンの文字盤にゴールドの配色という、あまり見かけない、自分でもなかなか選ばないタイプの色合いですが、光に反射したグリーンが美しく気に入っています.
 ちょっと残念なのは、先代のアルピニストまでは文字盤にデザイン文字で「Alpinist」と入っていたのですが、それがなくなってしまったこと.
 あともう一つ、とても細かなところなのですが、キャリバー6R15は6振動なので1秒を6分割して針が進むのに対して文字盤の刻みが5分割になっていること.手持ちの他のセイコーの機械式時計はすべて振動数にあわせて刻みが設計されているので、なぜこのようなデザインにしたのか、ちょっと疑問が残ります.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R Macro

 裏面はシースルーバックにはなっておらず、中央部分にアルピニストのロゴが刻印されています.
 セイコーの腕時計は6桁の製造番号のうち、1文字目が製造年、2文字目が製造月を意味しています.この場合は「96」で2006年に販売開始されたので、2009年または2019年の6月製造ということになります.2018年の段階でカタログ落ちしていることを考えると2009年の製造でしょうか.Amazonの在庫がときおり復活しているのは、どこかから販売店の在庫を引き上げてきて売っているのではないかという説がありますが(直近のレビューでいかにも他人が触ったあととおぼしき製品が送られてきたとか、保護フィルムがなかったとかが多く、実際に自分のものもフィルムの類はなかったです)、10年ほどデッドストックされていた製品なのかもしれません.ちなみに日差+5秒ほどでかなり正確なのでデッドストックの影響はなさそうです.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF60mm F2.4 R Macro

 「アルピニスト」の名が示すように、通常よりもハードな環境に耐えられるように20気圧防水になっています.そのため竜頭はねじ込み式です.また、もう一つダイヤルがついていますが、これは簡易方位磁石機能のためのものです.まあたぶん使うことはないでしょう.

2019/10/19

『時計じかけのオレンジ』

Category: 映画 — Annexia @ 23:59

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 『時計じかけのオレンジ』を立川シネマシティに観に行ってきました.スタンリー・キューブリック監督による1971年の作品なので、50年近く昔の作品です.
 昨年は同監督の1968年公開の『2001年宇宙の旅』を国立映画アーカイブで70mmフィルム版を、ユナイテッドシネマとしまえんでIMAX版を観ることができ、どちらも映画館でなかなか観られないものなのでラッキーでした.

 「午前十時の映画祭」という企画の一環で上映されたので朝10時からの上映となったわけですが、内容的にはR18+という最高レベルのレーティングになっているように、午前中から観るような作品ではないですね.暴力、性、洗脳、そして政治的ないざこざとこの世の俗物的な要素をまとめて突っ込んだような作品で、50年近い作品であるにも関わらず現状でも通用する内容です.万人にお勧めはしづらい作品ではあるのですが、でももっと多くの人に観てもらいたい、そんな作品です.

2019/10/14

長野ドライブ旅行(その2)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 21:53

 長野ドライブ旅行、つづきです.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 松本を出発し、小布施に向かいました.
 高速道路は使わずに山道を通るルートを選び、走り続けていたところ姨捨に出ました.
 鉄道の姨捨駅は何度か訪れたことがあります.日本三大車窓の一つに数えられているほどの素晴らしい景色の場所で、その姨捨駅よりもさらに高いところから眺めることができました.ただ、下に道路があったり木々もありますので姨捨駅やその周辺を散策したほうが眺めはいいようにも思えました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 9月から10月にかけての小布施は栗のシーズンということもあって非常に混雑します.
 とはいえ平日(この日は金曜でした)なのでそれほどでもないだろう…… と甘く見ていたのですが、最寄りの駐車場は満車でやや離れたところに停めざるをえず、いちばんの売りである「朱雀」はとっくに売り切れており、小布施堂本店の食堂も1時間半ほどの待ち時間と大混雑でした.
 そこで以前に訪れたときに気になっていた「蔵部」に行ってみました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 地元産品を食材に使った店とのことで、いくつかあるメニューから「信州太郎ポークの生姜焼き」を注文しました.またご飯はイワナとキノコの混ぜご飯にしてもらいました.信州太郎ポークというのは初めて食べたのですが、メニューにもあったように甘みのある脂がとても美味しかったです.イワナとキノコの炊き込みご飯はイワナが癖もなくこれまた美味しかったです.生姜焼きでご飯もすすむのに、炊き込みご飯だけでも食がすすむという贅沢さでした.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 食後にコーヒーと栗のアイスクリームを注文.
 前回小布施を訪れたときに「モンブラン朱雀」と一緒に飲んだコーヒーが深みがあって美味しかったのですが、これも負けず劣らずの美味しさ.同じ豆なのかどうかはわかりませんが、旅先で美味しいコーヒーが飲めるのはありがたいことです.栗のアイスクリームもさすが小布施というか、アイスクリーム自体が栗の味がするのはもちろん、大きめの栗がごろごろ入っていて、栗を堪能できました.

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 小布施を出て、山道を走って群馬に入り、道の駅「八ッ場ふるさと館」で休憩、そしてまたアイスクリーム.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 八ッ場といえば八ッ場ダム.道の駅のすぐそばに大きな橋がかかっており、そこから遠くに八ッ場ダムを眺めることができます.そして眼下に見えるのは貯水されると沈んでしまうかつての集落など.左側のほうに吾妻線の旧線の橋脚なども見えます.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 道の駅からさらに八ッ場ダムに近づいたところに展望台「やんば見放台」があります.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 展望台を登ったところにはこのようなスペースがあり、ちょうど一人分だけ立てるようなスペースが用意されています.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 そこからの眺め.ダム全体を見ることができます.さらにこの展望台には望遠鏡も備えられており細かな部分まで見られるようになっています.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 ダムとは反対側の様子.橋を渡った先には川原湯温泉が見えます.ダムの建設によってかつての温泉街が沈んでしまうため、移転したものです.ここも訪れてみたいものです.

 このあと、高崎に出て駅弁を買ってから自宅に帰りました.

 山梨側から長野に入り、北上しつつ群馬側から出て一回りするようなルートでした.走行距離は約600km.高速道路と交通量の少ない山道ということもあって無給油で帰ってこれました.

2019/10/07

長野ドライブ旅行(その1)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:58

 夏休み後半を利用して、長野にドライブがてら旅行に行ってきました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 中央道を諏訪で降りて、ビーナスラインに入って少し行ったところにある「みつ蔵」でまずはお昼を.
 12時前に到着したのですが、平日だというのにすでに順番待ちでした.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 2種のかわりそばを注文.普通のおそばのほかに、紫蘇を練りこんだそばが出てきました.どっちも美味しいです.
 首都圏や名古屋方面からのナンバーの車が駐車場に並んでいるのも納得です.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 ビーナスラインを走るのは初めてなのですが、走りやすくて運転していて楽しい道路です.
 途中、2台のロードスターとすれ違い、手を振って挨拶をしました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 美ヶ原高原美術館の道の駅までやってきました.標高約2,000mということで風景を見ても高いところまでやってきたなという実感があります.

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 「白樺高原長門牧場ソフトクリーム」をいただきました.牛乳の濃厚な味わいがします.
 自分はふだん、ほとんどアイスは食べないのですが、こうして旅行に来るとついソフトクリームを食べてしまうのはなんか不思議な感じがします.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 ビーナスラインを松本方面に下っていき、本日の宿である「松本ホテル花月」に到着しました.
 1月に松本に旅行でやってきたときに、散策をしていたらこのホテルの前を通りかかり、クラシックで雰囲気がよさそうだったので次に松本に来たときにはここに泊まってみようと思っていたのです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 松本は民芸品といわれる家具などの生産が盛んなようで、ロビーもそうした誂えになっており落ち着いた雰囲気でした.
 ふだん使うビジネスホテルの機能性も悪くはないのですが、観光旅行ではこのようなところのほうが自分は好きです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 今回はお部屋おまかせのプランにしたのですが、平日ということもあってかツインの部屋に案内されました.窓からは美ヶ原高原が見えるとの説明だったのでさっそく見てみると、松本の市街地からでもかなりの標高があるように見えました.あんなに高いところまで行っていたのかとちょっと驚きました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 エレベータホールにある家具.こうしたところにも民芸品が活かされています.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 本館と旧館の2つの建物があり、旧館の1階は喫茶店になっています.コーヒーを飲みにいきましたが、中も落ち着いた雰囲気でした.

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 夕飯はホテル近くのとんかつ屋「かつ玄」に.特選ロースかつをいただいたのですが、すごいボリュームでした.とんかつ自体も大きいのですが、先付けに出てきた煮物やなめたけ、漬物だけでもボリュームがあり、付け合わせのせん切りキャベツ以外にポテトサラダがついたり、味噌汁も大きめに輪切りされたナスが2切れ入っていたりと満腹になりました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 食後に散歩がてら松本城に.ふらっと歩いていけるところにこんな立派なお城があるのであれば、行かない理由はありません.
 補修工事をしていて月見櫓の下の石垣のところにブルーシートのようなものがあり、カラーだとそこが目立ってしまうのでAcros(モノクロ)で撮影しました.

 つづきます.

2019/09/17

金沢・能登旅行(その2)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 22:16

 金沢と能登旅行、つづきです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 能登の入口あたりの羽咋市に「千里浜なぎさドライブウェイ」という道路?があります.日本で唯一、世界でも3ヶ国にしかないといわれている、波打ち際を走れる場所です.以前から金沢や能登に車で旅行に行ってみたい、そしてそのときは必ずここを走ってみたいというのが願望だったのですが、ようやく走ることができました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 天気にも恵まれ、風もそれほど強くなく、絶好のコンディションです.夏場は混雑するようですが、9月の平日ということもあって、めいめいが適度に間隔をあけて好きな場所に停められる余裕がありました.
 なぜここだけが車が通行できるのかというと(観光バスも走れるそうです)、他の場所に比べて砂が細かくて目が詰まっているので硬いからだそうです.波打ち際を靴で歩くと海水がじんわりと砂からにじみ出てくるだけで足跡もつかないんですよね.車で走ってみても、硬い路面を走っている感覚がありました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 当然のごとく屋根を開けて走りましたが、とても気持ちがいいです.
 ……が、やはり気になるのが海水や潮風の影響.そして砂.近くにある「道の駅 のと千里浜」には無料で使える下回り洗浄用のシャワー施設がありましたので、使わせていただきました.ただ、車体の途中までシャワーの水がかかって車体の汚れが目立ってしまったので、さらにその近所にあるガソリンスタンドで洗車機に入れて、マットも洗浄しました.さらにさらに、シフトブーツのあたりに砂が残っていたので、帰宅後に掃除機で念入りに掃除しました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 「道の駅 のと千里浜」で下回りを洗わせてもらったついでにお昼をいただきました.
 ここの道の駅はそこそこ規模が大きく、お土産だけでなくお弁当やパン屋、レストランも併設されています.
 食後にいただいたジェラート.「能登の塩」と「お米」を選んだら抹茶を一口だけおまけしてもらえました.甘さが控えめなところに旨みのある塩味と、本当にお米の入ったジェラートがとても美味しかったです.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 さらに能登半島のかなり奥まで進み、輪島の市街地を抜けた先の「白米(しろよね)千枚田」まできました.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 千枚田といってもほとんどは千枚もないのですが、ここは本当に千枚(正確には1,004枚)もの田んぼがあります.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 訪れたときはちょうど収穫の時期で、田植えの時期などに比べると畦道が見づらいものの、海に面した斜面に稲穂が揺れる様子は美しいものでした.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphelical II VM

 千枚田を維持するためにスポンサー制度を採用しており、なかにはこのような方々も.あとで知ったのですが、永井豪は輪島の出身だったのですね.

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 白米千枚田近くの駐車場には道の駅があり、「輪島サイダー 里山」なるものが売られていたので飲んでみました.
 煮切り酒(アルコールを飛ばしたお酒)が使われており、ほのかに米の雰囲気を感じます.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 この日の宿泊は和倉温泉に.加賀屋に代表されるような巨大なホテルのような宿が多いのですが、そのなかでクラシックな趣の渡月庵に宿をとりました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 大正4年の築だそうで、歴史のある作りです.部屋の中は写真は撮っていませんが、欄間なども手の込んだ細工でした.
 ただし、歴史的な建造物ということもあって改築が難しいらしく、部屋にはお風呂やトイレはありません(洗面台はありました).

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 夜になってから外から撮影した全景.趣があっていいですね.
 ただ、周囲が大型の宿泊施設が多いからか、そうした宿に泊まっている方々が物珍しさからか写真を撮っていかれるので、障子を開け放ったままにしておくと部屋の中が見えてしまうのが難点ではありました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 和倉温泉は名前は聞いたことありますが(昔から特急の停車駅ですし)、訪れたのはこれが初めてです.
 温泉街にありがちではありますが、各温泉宿が食べ物からお土産売り場まで網羅してしまっているので、飲食店や店舗がそれほどないので散策してもそれほど見るところがないのが残念ではあります.
 なんかモニュメントというかオブジェのようなものがあったので、なにかと思って近づいたら……

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon 4,5/21 ZM

 温泉卵を作るスペースでした.
 温泉卵ができるのを見つめているのは白鷺ですが、白鷺といえば思い出すのが道後温泉.道後温泉本館の屋根にも白鷺がいますね.自分が宿泊した渡月庵の屋根にもいました.「白鷺が温泉を見つける」という、白鷺伝説的なものが遠く離れた場所で存在しているのもなんか不思議な感じではあります.

 翌日は輪島の朝市を見物し、再び金沢駅に戻ってお土産などを買ったのちに帰宅しました.

 走行距離は1,500km弱.往復の高速道路は退屈でしたが、能登は千里浜なぎさドライブウェイはもちろんのこと、一般道路も気持ちよくドライブできるいい道路でした.