2014/05/03
RICOH GR
「富士フイルム X-T1 FANBOOK」を読みました.紙の書籍を買うと1,900円ほどですが、今回は電子書籍版を購入したので1,400円くらいでした.
内容的には先日読んだ「FUJIFILM X-T1&X Series パーフェクトブック」と同じような感じですが、「FUJIFILM X-T1&X Series パーフェクトブック」がメーカーインタビューなどを取り上げているのに対して、「富士フイルム X-T1 FANBOOK」はX-T1本体の使い方をカメラとしての基本的な部分とからめて説明しているような感じでした.なので、コンパクトデジカメからのステップアップとしてX-T1を買った人や、マニュアルの副読本的な使い方をしたい人にはうってつけの内容です.
いちおうカメラとしての基礎は理解しているつもりなのでおさらい的になるところは多々あったのですが、作例として掲載されている写真がどれも美しく、こうした写真を撮るにはこのモードを使ってこうして撮ればよいという説明は非常に参考になりました.
2014/05/02

iTunesの新しいサービス「iTunes Match」が日本でもサービス開始になりました.アメリカでは2011年から始められていて、日本でも2012年には開始する予定だったのがずれこんでおり、唐突に今日からサービスが始まりました.
iTunes Matchとは、自分のコンピュータのiTunesに登録されている曲をAppleに認識させることで、その曲の入っていない自分のiPhoneやiPadなどでも音楽を聴くことができたり、低音質の曲でもAAC 256kbpsの高音質で聴くことができるというサービスです.
メリットとしては、
・記憶容量の少ないiPhone/iPadでもたくさんの曲を聴くことができる
・低音質でiTunesで取り込んだ曲も高音質で聴くことができる
デメリットは、
・年間3,980円の有料サービスである
・モバイル環境で曲をダウンロードしつつ聴くのは通信量とかバッテリに負担がかかる
といったところでしょうか.
で、加入するかどうかですが、いまのところは加入する予定はないです.
iTunesライブラリには約1万曲が入っており、4割以上が128kbpsなので音質の向上は見込めますが、普段聴いていて「あ、これは128kbpsだから音が悪いな」ってわかることはないので、そこに定額のコストをかけるのもどうかと思ったりするのです.
それにiPhoneやiPadは64GBのものを使っていて容量には余裕があるのと、それにあわせてレートやプレイリストで曲を絞っているので、それほど必要を感じないというのもあります.
個人的には同じ定額サービスならば、iTunes Storeの曲を好きなだけ聴けるようなサービスがあれば加入したいですね.
2014/04/26
RICOH GR
ディーラーを訪れたら、CX-5のディーゼルがあるんで試乗しませんかといわれたので、数kmほど運転してみました.
ディーゼル車は運転するのがほとんど初めて(以前に運転したのは教習所のカペラなので記憶もないほどずっと昔のこと)なので、助手席などにたまに乗るメルセデスのE350と比較になりますが、こんな印象でした.
・車外/車内ともにE350よりはうるさい.が、走り始めるとさほど気にならない.ディーラーの営業さんいわく、BMWよりは静かとのこと
・加速感はあるのだけど、着座位置が高く遮音性が高いため実感のわかないまま速度が出てしまう
・シフトショックは皆無.よくできたATだと思う
・遮音性が高いこともあって静かなのだけど、エンジン音やロードノイズなどがこもった感じで聞こえてちょっと好きじゃない
・遮音性の高さがあだとなって、内装のきしみ音のようなものが逆に気になった
・サスペンションは硬め.自分のロードスター(純正ビルシュタイン+前後タワーバー+底面補強)と比べてちょっとマシといったレベル
・ブレーキは踏んだだけきちんと効く.急に割り込んできてすぐに右折した車があって強めにブレーキをかけたら意図どおりに減速したのは感心
・アイドリングストップ機構がついており、信号が青になってからブレーキを緩めてエンジンがかかるとワンテンポ遅れて発進する印象
・アイドリングストップ機構は通常の信号停止だと即座にエンジンが停止するが、信号の左折で歩行者の通過待ちのようにステアリングを切った状態だとエンジンがかかったままになるのはよくできている(アイドリングストップ機構がついてる車って全部そうでしたっけ?以前に乗ったレンタカーのミラージュは違ったような記憶が)
・上級グレード車でレーダー等の安全装備も装着されており、ウィンカーを出すとその方向の斜め後ろに車や自転車がいると警告音がする.最近のハイテクってすごいな
メルセデスと比べるのがそもそも間違いだっていう話ではあるんですが、車としてはよくできていると思いました.自分はSUVは買うつもりはないですが、SUVを探している知人がいたら一度試乗してみるといいよとお勧めするかな.
CX-5のあとなので、帰りに乗ったロードスターでトルクの薄さを感じました.が、やっぱりこのダイレクト感は他に変えがたい魅力があります.
2014/04/25
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
会社を午後半休して、梅ヶ丘のリトルツリーでホットケーキをいただいてきました.
訪れたときには満席でしたが、すぐに席があいたので奥のテーブル席に着席.
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
ホットケーキ3枚にとちおとめ入りのクリームをトッピング.飲み物はとちおとめのミルク入りのジュースを.
表面はサクサクなのに中はふわっとしており、まさに理想のホットケーキ.
とちおとめのジュースも昔実家でよくこういうのを飲んだ記憶があるので懐かしさを感じました.
FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
クリーム、バター、そしてシロップと味を楽しみつつぺろりといただいてしまいました.
ごちそうさまでした.
2014/04/24

RICOH GR
XFマウントレンズとして5本目のレンズである、XF27mm F2.8を購入しました.
近い焦点域のレンズとしてXF23mm F1.4 Rをすでに所有しており、非常に高画質で操作性もよく気に入っているものの、サイズや重量感もあって(F1.4レンズとしてはこれでも軽量なのですが)、対極ともいえる27mmにも手を出してしまったというわけです.

RICOH GR
見てのとおり、23mmと27mmでかなりサイズが異なります.単純に焦点域が異なるだけでなく、
・明るさ:23mm: F1.4 / 27mm: F2.8
・絞り環:23mm: あり / 27mm: なし
・AF/距離指標MF切替機構:23mm: あり / 27mm: なし
といった機能的な違いもあります.しかしながら、最大の違いはサイズと重量.23mmが長さ63mm重量300gであるのに対して、27mmは長さ23mm重量78gしかありません.
絞り環がないので、カメラボディのダイアルを使って絞りをセットします.

RICOH GR
X-T1に装着.この手の薄型レンズは「パンケーキレンズ」などと呼ばれますが、以前に使っていたニコンD700にVoigtlanderのULTRON40mm F2をつけたものに雰囲気が似ています.
通常はレンズには保護フィルタをつけますが、このレンズに限っては薄さを最優先とするため保護フィルタはつけていません.またフードは付属もオプションもないため、それもなし.

画質には定評があるものの、「寄れない」つまり最短撮影距離がやや長いのがXFマウントレンズのやや気になるところ.27mmも最短撮影距離34cmと物足りなさを感じます.
左は23mm、右は27mmでの最短撮影距離での画像.どちらも撮影倍率0.1倍なので同じサイズで写ります.

アップで.どちらも絞りはF2.8.23mm(左)はF1.4を2段絞っていることもあってシャープです.27mm(右)はF2.8開放なのでややゆるさを感じますが、開放からでも十分使える画質です.

FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
F2.8 1/60秒 ISO640
絞り開放でも遜色のない画質です.

FUJIFILM X-T1 + XF27mm F2.8
F2.8 1/60秒 ISO640
こちらも絞り開放で.この手の料理写真は寄って撮りたいものですが、最短撮影距離よりも寄ってしまって、あれAF合わないと思いながらじりじりと後退してピントの合う位置を探るという状況に陥りがちでした.
カメラ本体とあわせても530gの重量、そしてボディグリップよりもわずかに出ている程度に収まっているレンズ長というのは、気軽にカメラを持って出ようという気分になります.逆に、今日はしっかり撮影しようというときには、絞りリングがなかったり幅がなくMFしづらいこともあるというマイナス面もあるため、23mmと27mmは相互補完な関係になりそうです.