今年も残すところあとわずか.
1年を振り返る恒例の企画.まずは映画…… と行きたいところですが、今年は1回しか映画館に足を運んでいません.
8月:『大長編 タローマン 万博大爆発』
1本だけですが強烈すぎて、観ている最中でも「自分はいったい何を観させられているのだろうか……」と思わされる作品でした.
来年は『プロジェクト・メイルヘアリー』が公開されますので、観に行かねばと思っています.
今年も残すところあとわずか.
1年を振り返る恒例の企画.まずは映画…… と行きたいところですが、今年は1回しか映画館に足を運んでいません.
8月:『大長編 タローマン 万博大爆発』
1本だけですが強烈すぎて、観ている最中でも「自分はいったい何を観させられているのだろうか……」と思わされる作品でした.
来年は『プロジェクト・メイルヘアリー』が公開されますので、観に行かねばと思っています.

FUJIFILM X100VI
ワイヤレスイヤホン、final TONALITEを購入しました.
前回購入したワイヤレスイヤホンが2022年12月の同じくfinalのZE8000でしたので3年ぶりとなります.有線イヤホンはあれこれ購入していますが、同じワイヤレスイヤホンを3年も使い続けていたというのはそれだけ気に入っていたということでもあります.
今回購入したのは、finalがワイヤレスイヤホンとして新たなるフラッグシップ製品を位置付けていること、そして後述するカスタマイズ機能に興味を惹かれたからです.
購入にあたってはクラウドファンディングでの早期割引を利用しました.そもそもクラウドファンディングというのは、製品として世に出したいけれど資金調達的に厳しいのを支援するというような位置付けだったような気がしますが、昨今では単なる早割サービス的なものもあるようです.

FUJIFILM X100VI
ケースのサイズは昨今の製品としてはやや大きめ、充電はUSB Type-Cの他にワイヤレス充電にも対応しています.
個体差なのかイヤホンを収納した状態では蓋の締まりがやや甘いですが(蓋を押さえると少しぐらつく)、実用上は問題ありません.

FUJIFILM X100VI
ZE8000は棒状というか直方体のような外見をしていましたが、TONALITEは楕円形のような形をしています.
イヤーピースは「FUSION-G」と呼ばれる製品で遮音性と圧迫感低減を狙った製品です.ややデリケートな作りで雑に扱うと破けやすく、またメーカーとしては3ヶ月ごとの交換を推奨しています.とはいえ、S4000/S5000で1年ほど使っていますが、今のところ交換の必要性は感じていません.

FUJIFILM X100VI
パッケージの中には「DTAS」と書かれた箱が入っています.
これこそがTONALITE最大のセールスポイントであるカスタマイズ機能です.

FUJIFILM X100VI
箱の中にはヘッドバンド、ARマーカーの印刷されたステッカーが入っています.
ヘッドバンドにARマーカー入りのステッカーを貼り付け、頭部や耳の形状を計測することで使用者に合わせて音色を調整することを可能にしています.
finalではZE8000の使用者を対象にした「JDH」(自分ダミーヘッド)というカスタマイズサービスを行なっています.final本社まで出向いて頭の形状を計測してZE8000の音質を最適化してくれるというものなのですが、費用が55,000円と高額であること、川崎にあるfinal本社に2回行く必要があること、そしてなにより抽選制ということもあって敷居が高いサービスなのです.
TONALITEはこれを自宅にいながら行おうという、かなり意欲的というか無謀な製品なのです.

FUJIFILM X100VI
設定にかかる時間は約40分ほど.複数のステップに分かれており、途中で中断も可能です.
大まかには、ARマーカーを貼り付けたヘッドバンドを頭につけた状態の写真をスマホのインカメラで撮影し、TONALITEを耳につけた状態で計測用の音を出してその反響をサンプリングしたデータを送信してfinal側のサーバで解析し、最後に実際に普段聴いている曲を聴きながら違和感のない音色設定を選ぶ、という流れになります.こうして設定を行った情報を「Personalized」としてTONALITEに書き込むことで設定完了です.
カスタマイズを行わない「General」というモードも最初から用意されており、これでも十分高音質だと感じるのですが、「Personalized」した音を聴いたのちに「General」を聴くと違いを感じます.
違いを感じる…… のですが、明らかに「Personalized」の方がよく感じられるものの、その違いを言葉にして表現するのがとても難しいです.「しっくりくる」「馴染む」というような抽象的な表現でしか言い表せないもどかしさを感じます.
高音質なイヤホンをレビューした記事でよく見かける「いままでのイヤホンでは聞こえなかった音が聞こえる」というのは確かにあって、ボーカルが歌い出す前の息を吸い込む音や細かなニュアンスを感じ取ることはできると思いました.また、音の濁りのようなものがかなり軽減されているのも「いい音」の要因に感じました.
ZE8000に比較してノイズキャンセリング性能も向上しており、ワイヤレスイヤホンという「言い訳」を必要としないほどの高音質で、不満のまったくない製品です.当面はこれが外出時の必需品となりそうです.

FUJIFILM X100VI
AmazonのブラックフライデーセールのタイミングでKindle Colorsoftを購入しました.
カラー版のKindleということで発売当初から欲しいなと思ってはいたのですが、読書端末として考えると高価で、なおかつそれまで使用していたKindle Oasisのようにページ送り/戻しのハードウェアボタンがないことが気になって購入に至らず様子見をしていました.
しかしながらブラックフライデーのセールで通常価格44,980円が34,980円と1万円引きになったこと、ハードウェアボタンを備えたOasisの後継が出る様子もなさそうということで購入することにしました.

FUJIFILM X100VI
いっしょに純正のファブリックカバーと保護フィルムを購入.周辺機器類はセールの対象外なので、結果的には合計で4万円を超える額になってしまいました.

FUJIFILM X100VI
パッケージを開けた状態.カラー画像が表示されています.
Kindleのディスプレイに採用されているE-inkは書き換え時のみ電力を消費するので、画面表示したまま届けられるわけなのです.
使ってみた感想です.
画面がカラーになった以外は従来のKindleと変わらないですね.レスポンスも多少速くなったとはいえ、何枚かおきに反転して書き換えが発生しますし.
また商品名に「Colorsoft」とあるように、液晶や有機ELのような鮮やかなカラーではなく、例えるならばわら半紙にインク節約モードで印刷したかのような地味な風合いです.とはいえ、カラーになった恩恵は大きく、カラーの資料画像付きの本などを読むときに、モノクロでは判別不可能だったところもしっかりと認識できます.
モノクロ部分が従来通り300dpiで表示されるのに対してカラーは150dpi表示になること、ディスプレイにカラーフィルタが挟まることで文字のくっきりとした描写がモノクロモデルより劣るという評価もあるようですが、自分の目では気になりませんでした.
Kindle Oasisから変わった点として見逃せないのが、端子がmicroUSBからUSB Type-Cになったことです.充電頻度は少ないとはいえ、他の端末とケーブルが使い回しできるのはやはり便利です.

RICOH GR III
GPSロガーとしてGarminのeTrex Touchを購入しました.
2024年頭にGarminのeTrex Solarを購入してGPSロガーとして使用してきたのですが、いくつか重大な問題がありました.
・記録しているはずのログが部分的に記録されていないことがある
・記録容量が少ない(28MB)
・使用時に地図が表示されない(上記記録容量が少ないため地図データを格納できない)
・総移動距離表示が一定距離(168km)を超えると更新されなくなる(のちにファームウェアアップデートで解消)
・ソーラーパネル内蔵で充電しながら使えるものの、日差しが強すぎると熱でハングアップする
とくに記録しているはずのデータが部分的に記録されないのは致命的で、偶然かと思いますが自分の旅行記録でも再訪できるか微妙な場所(例:津軽岩木スカイライン、弥彦山スカイライン、白馬から糸魚川に抜ける国道148号など)が記録されておらずがっかり、ということがありました.厄介なことに記録中に画面で確認することができないため、帰宅して取り込んでからデータ欠落していることに気づくわけです.
メモリが28MBしかないことや、途中でファームウェア更新で修正されたとはいえ、総移動距離が168km以上は表示されないことを見るに、長距離のログを取ることやトレッキングナビを目的とした製品ではないらしく、歩行用レベルの機能しか有していない製品といえるもので、以前に使用していたeTrex20と比べても機能的に劣っていると言わざるを得ません.
これでは困る、ということで代替品を探していたところ同じGarminから上位モデルといえるeTrex Touchが発表になっていたので購入しました.

RICOH GR III
eTrex Solarとの違いとしては、
・タッチパネル式カラー液晶を搭載
・記録容量32GB
・日本地図データを収録
・画面等の詳細なカスタマイズが可能
ということで、記録容量が1,000倍あまりになっていることからもわかるように、別物といえる製品に仕上がっています.
また、アクティビティの種類として「ドライブ」が選択できることからも、長距離移動も考慮した設計になっていると思われます.

Apple iPhone Air
実際に2台を持ち出して日帰り旅行で試してみました.
衛星の補足については大きな違いはなく、トンネルを出たときなどで場合によってはeTrex Solarのほうが先に位置情報を取得することもありました.
またeTrex Touchは移動していない場合には記録をオフにする機能があり(移動を検知する速度は変更可能で初期値は1.6km/h)、そのため鉄道での移動時にも駅停車時に記録が一時的に中断するので、停止時に位置情報のずれでログがぐちゃっとするのを防ぐことができます.
200kmを超える移動も含めて数回試してみましたが、いまのところデータの消失などもなく、安定したログが取れている印象です.気になった点としては、タッチパネルの反応がよすぎるため、鞄から下げているような状態でも意図せず画面表示が切り替わってしまうことがありました.誤って記録停止などが起きないようにするため、タッチパネル操作ロック(唯一の物理ボタンである電源スイッチを押すまで解除されない)が必須といえそうです.それ以外は満足のいく製品といえます.
半年ほど前ですが、Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Asphericalを購入しました.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/80秒 ISO100
きっかけは今年3月に行った、CP+のコシナブースでこのレンズを試したことでした.
当時、メインのレンズとして同じVoigtlanderのAPO-LANTHAR 35mm F2を使用していました.解放からキレのいいレンズでII型になって最短撮影距離が27cmまで寄れるようになるなど、焦点距離含め自分にとっては理想のレンズです.
が、このNOKTON 40mm F1.2は絞り開放時の「ユルさ」「柔らかさ」がAPO-LANTHARにはない魅力でした.それでいて絞ればキレのよさもあり、絞り値によって描写を変えられるのが気に入り、購入することにしました.
少し気になったのは焦点距離.個人的に好みの焦点距離は28mmから35mmくらいなので40mmだと望遠寄りかなと思いましたが、CP+で触った時もそれほど違和感がなかったので購入に踏み切りました.

Apple iPhone 13mini
F1.2という明るいレンズながら前玉はそれほど大きくないですね.フィルタ径は58mmでAPO-LANTHAR 35mm F2と同じです.Voigtlanderのレンズキャップはバネが弱いのと引っ掛かりがよくなくて外れやすいので予備を常備しているのですが、使い回しできるので助かります.
モダンクラシックなデザインのレンズで、Zfとの組み合わせで違和感がありません.絞りリングは先端寄りにあり、細めですが操作しやすいです.

Apple iPhone Air
フードはねじ込み式で、内側にネジが切ってあって58mmフィルタが取り付けできるようになっています.なのでフィルタをつけても全長が伸びません.ただし、つけ外しはしづらいので一時的に使うようなフィルタはレンズとフードの間につけたほうがよさそうです.
自分は日中の屋外でも絞りF1.2解放で使えるようにND8フィルタをつけています.室内や屋外でも暗くなって光量の低い環境ではフードごと外して撮影しています.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/200秒 ISO100
絞り解放、最短撮影距離で撮影.収差で霧がかかったかのようにふわっとボケています.しかしながらピントの合っている部分はしっかりと描写されています.昔の単焦点大口径レンズは絞り解放で撮影距離が短いとピントの合っているところも収差がありすぎてユルく、2段くらい絞らないと使えなかったりしたものですが、これであれば解放から使っていけます.ただし、ピントの合っている範囲が狭すぎるので必要に応じて絞った方がいいでしょうね.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F5.6 1/800秒 ISO100
屋外でF5.6まで絞って撮影.同じレンズとは思えないほどキレのいい描写です.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/1600秒 ISO100

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F2 1/800秒 ISO100
絞り解放ですと周辺減光が強めに出ます.F2まで絞るとほぼ気にならなくなります.
周辺減光も描写表現として変化がつけられて気に入っているところです.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/1250秒 ISO100
絞り解放で撮影.こうした花の撮影などでは収差がプラスに働きますね.
ピントの合っているところもふわっとしていますが、ピントの芯はしっかり出ているのがいいですね.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/1600秒 ISO100
同じく絞り開放ながら、やや離れたところにピントを合わせると収差も抑えられた描写になります.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F7.1 1/40秒 ISO1400
画角40mmなのと、最短撮影距離30cmなので新幹線などでテーブルのものを撮影するのにちょっと引きが足りないかなと感じる部分はあります.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F2 1/40秒 ISO360
F2まで絞って撮影.1段半絞ることで周辺減光も控えめになり、近接域でも安定した画質になります.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/125秒 ISO250
ふわっとした収差、ピントの合っている場所の存在感、周辺減光が相まって立体的な描写を感じます.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/2000秒 ISO250
ややノスタルジックな色味で撮影したら、ジオラマを撮影したかのような雰囲気が出ました.

Nikon Zf + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical Z-Mount
F1.2 1/40秒 ISO2000
夜を意味するNoktから名付けられたNOKTONだけあって、夜の撮影でも絞り解放F1.2が威力を発揮します.
夜間の神社の薄暗い照明でも絞り解放、1/焦点距離のシャッター速度でもISO2000で撮影できるのは明るいレンズならではです.
同じVoigtlanderでもAPO-LANTHAR 35mm F2は絞り解放からシャープな画質で、絞りはシンプルにボケ具合を加減するものという性質なのに対し、このNOKTON 40mm F1.2は画質のユルさやシャープさ、周辺減光による空気感のようなものまで絞りで調節できる自由度を感じます.