連休前半に実家に帰省していたのですが、両親などと話をしていると今回の震災についての温度差のようなものを感じました.
実家は静岡県中部にあり、3月11日の本震のときは震度3だったか4だったようです.父親曰く、外に出ていて気がつかなかったというレベルなので、それほど大きな揺れを感じなかったのでしょう.その数日後に静岡県東部を震源とした震度6強の地震がありましたが、中部地方ではやはり震度3か4程度だったようです.
原発について話をしていても、まるで対岸の火事のような見方で、テレビで連日報道されてるけど実際のところどうなの?とか聞いてくるような程度の関心のようでした.静岡県中部には世界でもトップクラスの危険度と指摘されている浜岡原発があり、実家も30km程度しか離れていないのですが、あんまり危機感を持っているようには見えませんでした.
自分も含めて首都圏近郊で生活していて地震にあった人とどの辺が違うのか、ちょっと考えてみました.
・本震の揺れの強さ、被害状況
・本震の夜の帰宅難民体験
・直後から発生した電力不足、計画停電などによる自宅の停電や電車運行本数の減少
・一時的なガソリンや食料などの不足(買い占めが原因ですが・・・)
・福島第一原発との距離
・水源の放射能汚染
いくつかある中でも、一番大きいのは電力不足でしょうか.今まで普通に使えていたものが時間を区切って使えなくなったり制限されてしまうというのは非常に不安です.今まで煌々と照らされていたネオンや街灯が節電のため消されて、街が今までと様変わりしてしまっているのも不安を煽る要素といえるでしょう.
もちろん、静岡県民ならではの、のほほんとした雰囲気というのも違いとして見逃せませんがw