2024/12/30
1年を振り返る、旅行篇です.
今年はいくつかの要因もあって、遠出することの多い1年でした.
ひとつは車の買い替え.やはり新しい車に乗り換えたら旅に出たくなろうというものです.
他にも、『大人の休日倶楽部』に入会して、『大人の休日パス』を使えるようになったことや、JR東日本のポイントを貯めての『どこかにビューーン!』を使っての旅行などが出かける回数の多い要因ですね.『大人の休日倶楽部』も『どこかにビューーン!』もJR東日本の施策に取り込まれている感がありますが、そこはあえて乗っかって利用していきたいものです.
1月:金沢
Nikon Zf + NIKKOR Z 26mm f/2.8
1月に能登を震源とした大きな地震があり金沢界隈の観光客が激減していること、そして3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸することで関西圏から金沢まで直通する在来線特急が消滅してしまうので今のうちに乗っておきたいという2つの理由で冬の金沢に出かけてきました.
東京から出発するのに金沢行きの北陸新幹線ではなく、わざわざ東海道新幹線で京都でサンダーバードに乗り換えて金沢に向かうという行程で、北陸線特急に長距離乗車するのも乗り納めかとややしんみりしました.能登の復興にあわせて関西圏から能登直行の特急を走らせるという話もあるようですが、新幹線に乗ってほしいJR西日本の意向を考えると、実現しても限定的なものになりそうです.
金沢はたしかに人が少なく、ひがし茶屋街のような観光地でも閑散としていました.
4月:出雲・松江
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
こちらも鉄道車両の引退にまつわるもの.
国鉄型特急車両の最後の生き残りといわれている、岡山と山陰を結ぶ振り子式特急の381系がもうすぐ引退するというので、一度乗っておきたいなと思って『サンライズ出雲』の空き状況を見ていたら、金曜に空きがあるのを見つけたので即座に予約を入れて、仕事帰りにそのまま夜行に乗って山陰まで出かけてきました.
出雲や松江は行ったことのない地域なので、まずはスタンダードなところに行ってみようと思い、出雲大社に参拝して三段割子蕎麦をいただき、松江城を見て帰ってくるルートをとりました.帰りに松江から岡山まで381系に乗車しましたが、グリーン車だったこともあってか座っている分にはそれほどの不快感はなかったですね.とはいえ、車内を回っている車掌さんが「次は……」と言いかけたところで大きな揺れで座席にぶつかっていたり、途中でトイレに立ったものの、この揺れで用を足すのは不可能と判断して我慢することにしたくらいには暴力的な揺れでした.新型車両も振り子式車両ですが方式がまったく異なり快適になっているとの評判なので、いつか乗ってみたいです.
4月:長野(ロードスター購入)
Nikon Zf + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
ND2ロードスターが納車されたので、慣らし運転を兼ねて長野まで出かけてきました.
ND1型(2015年式)からの乗り換えなので車両感覚は慣れているとはいえ、新車ということもあってシフトの渋さやステアリングの感触、足回りの動きに違いがあって、乗り慣れた車のはずなのになんか違うという不思議な体験でした.
中央道と長野道経由で松本で一泊し、大町や長野市内を経由して小布施に行き、上信越道と関越経由で帰ってくるというルートでした.桜のシーズンはもう終わりかなと思っていましたが、まだまだ見頃で運転していても景色のよいところを走れてよかったです.
6月:上田(どこかにビューーン!)
Nikon Zf + Voigtlander ULTRON 28mm F2
田沢湖、上越妙高と続いて、3度目の『どこかにビューーン!』の行き先は上田でした.
行ったことのない街なので楽しみではあるのですが、出発時間の選べない『どこかにビューーン!』の本領発揮とでもいうか(出発/到着のざっくりした時間帯は選べるものの便は選択不可)、東京駅出発が6時半ごろで上田到着が8時前.早朝で起きるのも大変ならば着いてもまだ店舗も開いておらず、行程を組むにも悩まされます.
宿は以前から行ってみたかった別所温泉で決まりとして、それまでの時間をどうしようと思い、小諸まで足を伸ばしたりして過ごしました.途中でいただいた蕎麦や宿の食事など、美味しい食べ物をいただいた旅行でした.
7月:銚子
Nikon Zf + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
毎年のように出かけている銚子.やはりお目当てはイワシ料理.
イワシ以外にも金目鯛などをはじめとした海産物で美味しい料理が多々あるのですが、だんだんと食が細くなってきてあれこれと食べられなくなっているのがつらいところです.
7月:足尾
Nikon Zf + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4
『わ鐵』こと、『わたらせ渓谷鐵道』は以前から行ってみたいと思いつつも、なかなか行けていない場所でした.
浅草から赤城まで特急で向かい、上毛電鉄で西桐生、桐生からわ鐵、というルートで鉄道の旅を堪能してきました.わ鐵は鉄道車両のカラーリングやデザイン、駅舎の雰囲気など、鉄道好きの心をくすぐるような路線でした.
通洞駅で足尾銅山観光でトロッコに乗って坑道に入りましたが、ここもなかなかよかったです.本数が少ないので通洞から足尾駅まで歩きましたが、足尾駅の旧国鉄車両の展示なども風情があってよかったです.
9月:東北
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
車を新しくしたら、やはり遠出をしたいというもの.
以前から行ってみたいと思っていた、岩木山と、そのふもとで食べられるとうもろこし『嶽きみ』を目当てに、弘前まで出かけてきました.
行きは郡山まで東北道を走り、そこから内陸に入って猪苗代湖を回って会津若松、喜多方、米沢と回って山形で宿泊.翌日も秋田の内陸部を走ったところ、秋田内陸鉄道が走っているところを見かけて、ちょっとあれ乗ってみたいなと思ったのが翌月の東北旅行につながりました.
9月:八ッ場ダム
Nikon Zf + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 VM
八ッ場ダムは完成間近のとき以来の訪問です.完成間近のときも近隣の道の駅はそこそこ賑わっていましたが、完成後は観光地として定着したようで、道の駅は駐車場も大半が埋まるほどの混雑ぶりでした.
八ッ場ダム自体も来訪者が多くて賑わっており、ダム完成までの紆余曲折がいい方向に向かって観光地として定着した感じのように見えました.
10月:東北(大人の休日パス)
FUJIFILM X100VI
大人の休日倶楽部の会員の特典として『大人の休日パス』があり、1年に何回か、JR東日本の全区画(と3セクなど一部の私鉄)が5日間、新幹線も特急も含めて乗り放題という切符が発売されます.今回はその切符を使って東北のローカル線などを乗り継ぐ旅行をしてきました.
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線は大人の休日パスの対象ではないですが、9月にロードスターで東北旅行に出た際に走行しているのを見かけて乗ってみたくなったので角館から鷹巣まで乗車しました.
さらに金田一温泉に宿泊するなど、いつもと違った旅を楽しむことができました.
12月:長野(どこかにビューーン!)
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 II
どこかにビューーン!を利用しての旅行、今年は上田に続いて2回目です.またしても長野県、しかも県庁所在地である長野です.
定番の観光地である小布施を観光したのちに、長野の象徴ともいえる善光寺の宿坊に宿泊し、翌朝は夜明け前から参列して『お朝事』に参加してきました.善光寺は何回か訪れてはいますが、このようにしてしっかりと参列したのは初めてです.
今年は結構あちこちに行きましたが、前述のような理由で東北から甲信越方面が多かったですね.
たまには飛行機乗りたいなとか、西のほうにも行ってみたいなと思いつつもなかなか行けてないですね.
2024/12/29
今年も残すところあとわずか.
1年を振り返る恒例の企画.まずは映画、そして食べたものなど.
■映画
3月:『DUNE(PART2)』
4月:『オッペンハイマー』
4月:『クラユカバ』『クラメルカガリ』
5月:『ソイレント・グリーン』
6月:『マッドマックス フュリオサ』
11月:『インターステラー』
夏場以降、映画館にあんまり足を運んでないですね.『ソイレント・グリーン』は1973年の映画の再上映、『インターステラー』は2014年上映の10周年記念としてIMAXで再上映されたので出かけてきました.『インターステラー』はやはり大画面で観たいものです.
『オッペンハイマー』は世界的には昨年夏の公開だったものが、原子爆弾の開発がストーリーの主軸を占めていることもあって上映が危ぶまれ、ようやく年を越して3月に公開されました.原爆が作られたことを賛美するような単純な内容でもなく、判断は観客に委ねる印象もあって上映が危惧された理由がよくわからなかったですね.
例年であれば音楽についても触れるのですが、あれこれいえるほど新しい音楽に触れなくなってしまいましたので割愛します.
■食べたものなど
Nikon Zf + Voigtlander ULTRON 28mm F2 ZM
旅館の食事というのは似たり寄ったりになりがちではあるのですが、別所温泉に行ったときにいただいた料理は、極力土地のものを用意しようとしているのが感じられて、またどれもが美味しくて満足でした.
海から数百キロ離れた土地でマグロなどを出されてもさほどありがたみはないですが、ここはしっかりと土地のものとして信州サーモンと信州産岩魚(イワナ)のおつくりなのが嬉しいですね.
Nikon Zf + Voigtlander ULTRON 28mm F2 ZM
予約時に追加でオーダーしていた馬刺しも絶品でした.
Nikon Zf + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
ほぼ毎年のように夏の銚子に出かけますが、お目当てはイワシ.
銚子でイワシを食べるまでは、青魚特有の生臭さが気になって刺身で食べる気にはなれませんでした.しかし刺身はもちろん、漬け丼やなめろうなどでいただくイワシの美味しさに認識が改めさせられました.
Nikon Zf + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
フライももちろん絶品です.
銚子も青魚の水揚げが減ってきており、イワシのみならずサバも厳しい状況だと聞いています.来年も行けるといいのですが.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
東北を旅行していて、米沢でいただいたステーキ.以前に米沢を訪れたときも米沢牛を頂きましたが、やはり何度食べても美味しいですね.旨みが濃縮されていてさすが米沢牛だと思いました.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
弘前城近くでいただいたアップルパイ.このときは山形から弘前まで車で向かい、夕方到着時にいただいたこともあって、疲労やいくらかの特別感もあってなおさら美味しく感じられたのかもしれません.
RICOH GR III
自家製パッパルデッレ トリュフクリームソース.
年末にいただいたものですが、『パッパルデッレ』とは幅の広いパスタのこと.『ひもかわうどん』ほどの幅はないですが、初めて食べるパスタでした.これにトリュフのクリームソースがからめられており、濃厚な味わいでした.
RICOH GR III
Tボーンステーキ.赤身肉の物量でのしてくる感じのパワフルな味わいの肉でした.同じ牛肉でも米沢牛のそれとはまったく違う感じがして、どっちもアリですね.とはいえ、年齢相応に胃腸の弱った身として量を食べるのは厳しいものがあります(写真のもので4人分).
2024/12/27
Apple iPhone 13mini
今年の5月、ニコンZマウントのレンズを3本購入した記事において、Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalに対して私はこのように書きました.「弱点…… とまではいいませんがやや残念なのは、最短撮影距離が35cmなこと.食べ物写真を撮るときなどには、あと5cm寄れたらいいのにと思うことがあります.」と.
その後、APO-LANTHAR 35mm F2は販売終了となってしまい、あんないいレンズなのに販売終了とはもったいない…… と思っていたところに、II型の発表がありました.I型との違いは、
・外観を他のVoigtlanderレンズと共通のデザインに揃える
・最短撮影距離を35cmから27cmに縮める
・フードがねじ込み式からバヨネット式に変更(逆さづけ可能)
といったあたりです.最短撮影距離35cmが唯一の弱点と思っていたわけなのですから、することは1つだけです.買い替えです.というわけで予約して発売日当日にI型を下取りに出して受け取ってきました.
Apple iPhone 13mini
デザインについてはとくにI型も悪くないと思っていたのですが、装着してみると結構雰囲気が変わった気がします.
FUJIFILM X100VI
I型の外観.絞り値の数値ごとに塗り分けられていることからも分かるように、FマウントMFレンズのデザインに寄せているのがわかります.
FUJIFILM X100VI
こちらがII型.I型で気になった、マウント部に比べて鏡筒部分が細くてアンバランスな印象がなくなり、結果として鏡筒部分が全体的に太めになりました.ピントリングが大きくなり、逆に絞りリングは狭まりましたが、操作上の違和感はとくに感じられません.全体的にデザインが落ち着いたようにも見受けられます.
FUJIFILM X100VI
買い替えた理由がこれ.最短撮影距離27cmです.光学系はI型II型ともに変更はないとのことで、寄れるようになったのは素晴らしいことです.
ちなみにMFレンズということもあってピント合わせに微調整を要するという目的もあってか、ピントリングの回転は無限遠から最短撮影距離まで270度くらいにもなります.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2(I型)
絞りF2 1/40秒 ISO640
I型の最短撮影距離35cmで撮影すると、このくらいになります.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2(II型)
絞りF2 1/40秒 ISO320
II型の最短撮影距離27cmで撮影すると、このくらいまで寄ることができます.
テーブルフォトなどでこのようにして料理を撮影するときにも重宝します.これ以上拡大したいときにはマクロレンズの領域ですね.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
絞りF2 1/40秒 ISO140
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
絞りF2.8 1/40秒 ISO220
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
絞りF5.6 1/40秒 ISO900
F2解放はもちろん、F2.8とF5.6でも円形となる特殊形状をした絞りリングが採用されています.F4のボケが汚いというわけではないのですが、F5.6メインで撮影し、ぼかしたい時はF2やF2.8を使うことが多くなりました.F2で開放で撮影すると周辺減光があるので、撮影としてうまく使っていきたいところです.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
絞りF5.6 1/40秒 ISO220
光学系はそのままなので歪みなどもほぼなく、建築物でも安心して撮影することができます.むしろ、斜めや被写体に正対することなど、撮影する側の腕がシビアに求められます.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
絞りF2 1/4000秒 ISO100
Zfのファインダは見やすいのですが、絞り開放ですとピントがシビアなので拡大表示が必須となります.Zfは拡大表示をシャッターボタン半押しで解除できないのがもどかしいところです.早くファームウェアアップデートで対応してほしいところです.
Nikon Zf + Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2
絞りF5.6 1/1600秒 ISO100
Zfの色調設定は、汎用性のあるやや派手目に振ったものと、色調を抑え気味にしたものの2つを使い分けていますが、これは色調抑えめのもの.逆光気味でもあるのでモノクロームにも近い雰囲気があります.使いやすい画角、質感のある描写でお気に入りのレンズです.